2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ついこの間、年が明けたと思ったら、もう1月も終わり。速い。 この調子では、またすぐ、1年が経つだろう。そして、何年か後、・・・、となるのだろう。 今月は、半月以上、月の2/3近く、「日本遺産」がらみを書いていたな。初場所の千秋楽が来なければ、…
独文学者の高橋義孝に、『大相撲のすがた』という著がある。昭和59年発行(平凡社刊)であるから、今から26年前の書。 その序に、<何十年も前に書いたものもあれば、またついこの間書いたものもある>、としているが、その7年前の書中に、<相撲見物5…
今日、横綱審議委員会委員長の鶴田卓彦が、相撲協会理事長の武蔵川を訪ねている。 初場所千秋楽の翌日、25日に開かれた、内館牧子出席の最後の横審定例会合、他の横審委員の意識に変化をもたらしたようだ。 この次、朝青龍が問題を起こしたら、引退勧告を…
貴乃花の二所一門からの離脱、理事選立候補については、来月1日の選挙当日に書こう、と思っていた。 また、朝青龍の場所中の泥酔問題も、報じられてはいたが、優勝もしたことだし、まあ、仲間内のゴタゴタにすぎないし、と思い、先日、楽日のブログでは触れ…
午前中、腹のエコーと胃の内視鏡の検査。毎年、今ごろ恒例となっているものを受ける。 胃といっても、私の胃は、その大部分を切り取っているので、残っている部分と、十二指腸を視る。来週初めには、大腸の中も視ることになっている。それで、ふと、小腸の内…
ズッと雨が降らない。雪も降らない。青空ではない。鈍い感じの青というか、グレーっぽい冬の空が続いている。 大まかに言えば、”青鈍(あおにび)”というんだろう。葉を落としている木も多い。そのうしろ、青といえば青、グレーっぽいといえばグレーっぽい、…
昨日の名護市長選で、鳩山政権のとる道、さらに少なくなった。 普天間基地の名護市辺野古への移転反対を訴えた候補が勝った。民主党はじめ与党すべてが推した候補故、今さら辺野古へなどというワケにはいかないだろう。5月末に、「いろいろ検討したが、どこ…
初場所、今日が千秋楽、終わった。 今までなら、場所中に2回は、相撲のことを書いていたが、「日本遺産」が思いのほか延びたり、”ハイチ支援をよろしく”ってことは、書いとかなきゃな、ということで、千秋楽になっちゃた。 朝青龍の25回目の優勝は、立派…
半月ばかり、ノーテンキなことを書いていたが、その間に、世間では、いろいろなことがあった。 小沢一郎vs検察問題が、動いて(それにしても、今日のNHK、中途半端な時間にニュースを流す、なんてテロップを出していたが、それほどのものかな)いたし、国…
「日本遺産」の補遺、何回か書こう、と思い書き始めたが、いつの間にか半月にもなってしまった。 今日の、”私が考える「日本遺産」”で終わろうと思う。 さまざまなことを考え、何にするか迷ったが、最終的に次の5つとする。 ・<明日香村の田畑>。 ・<広…
昨日は、少し脱線し、ピート・ハミルが如何にモテた男であったか、なんてことに拘わっている内に、マサチューセッツの上院補選で、民主党が負けた、なんてニュースまであり、ストランドがらみのことで、コロッと忘れたことがあった。 ひとつは、ストランド(…
もう10年以上も、ニューヨークには行っていない。だから、9.11後のニューヨークは、もちろん、知らない。 ニューヨークには、ストランドがある。30年、いや、もう少し前かも知れないが、初めてニューヨークへ行った時、まずグリニッジ・ヴィレッジを…
神保町のような古書店街は、たしかにない。が、そのミニチュア版、ズッと小型にした通りが、イスタンブールにある。 イスタンブール大学の近く、グランドバザールとの間にある、サハフラル・チャルシュスという小道。車など入れない小さな道の両側に、古本屋…
たしかに、神保町のような古本屋街は、珍しい。「日本遺産ベスト10」に入ってもおかしくないかもしれない。あちこちの町に、電気製品を扱う店はあるが、秋葉原のような電気街はない、というのと同じようなものではないか、と言われれば、そうではあるが。 …
本や雑誌の世界、今、とても厳しい、ということを、昨日は書いた。それで、今日は、古本の世界のことを記すこととする。 「日本遺産ベスト10」の中に、同率ながら、堂々の8位に<神田神保町古書店街>が入っていることでもあるし。その神保町の古書店街と…
特徴のある、美しい雑誌が、次々と休刊に追い込まれていく。 4〜5日くらい前だったと思うが、文化出版局が、「季刊銀花」と「ハイファッション」の2誌を、来月発行号で休刊とする、と発表した。「季刊銀花」は、1970年創刊。「ハイファッション」は、…
なんのかのと言っても、東大というのは、凄い学校なんだ。 なにしろ、加賀百万石、前田家の上屋敷の跡地に造られた学校だから、広い。次に、赤門がある。朱塗りの門は、将軍家の娘を嫁にもらう家にしか、建てることが、許されなかったんだから。さらに、江戸…
21世紀から次なる時代へ、日本人がほんとうに伝えたいものは何か、「芸術新潮」が、今、各界を代表する68人の人たちへ発した問、さまざまなものが挙げられたが、最も多い答えは、やはり、風景や場所に関するものであった。 「ベスト10」に入った15の…
「日本遺産」補遺の仏像の巻、今日の続きの続きで終わろうと思う。 一昨日、昨日、と挙げた仏さま、いずれも私の好きな仏さまであるが、あと幾つか、漏れたものを記す。 まず、東大寺南大門の仁王さま、<金剛力士像>だ。 おそらく、日本で最も知られ、日本…
昨日は、「まず最初に・・・」だけで終わってしまった。今日は、その続き。 あの人は、どういうものを見ていたんだったか、と思い、本棚から、和辻哲郎の『古寺巡禮』を探し出す。奈良の仏像というか、寺歩き本の嚆矢。私の持っているのは、昭和44年発行の…
今日の朝日に、「オンリーワンを探そう」、という見出しの記事が載っている。 「710−2010 平城遷都1300年。祈りの回廊〜奈良大和路 秘宝・秘仏特別開帳〜」、として、春期の主な社寺の秘宝・秘仏特別開帳の一覧表が載っている。 主催は、各社寺だ…
昨日、途中で打ち切った「絵、忘れてはいないか」の続きを記す。 それぞれの人から挙げられた「日本遺産」の絵、日本を代表するものとしては、何か、大きなカタマリが抜けているような気がする。幾つかのカタマリが。 絵巻は、私には、今ひとつピンとこない…
「日本遺産・ベスト10」には、同率8位で、長谷川等伯の<松林図屏風>が入っている。 たしかに、あの絵は、日本美術の極北を表わす作品のひとつ、素晴らしい作品であり、異論はない。しかし、そうは思いつつも、それだけか、というか、1点ならば等伯にな…
人間なんて、多少の違い、多少の出来、不出来はあろうが、そうは違わない。まあ、似たようなもの、と思っている。「人間、みんな、チョボチョボだ」、と。 この言葉、昔、小田実が言った言葉。小田は、「人間なんて、みんな、チョボチョボや」、と関西弁で言…
「日本遺産・ベスト10」は、2日間にわたり駆け足で見てきた。 しかし、折角「芸術新潮」が、68名もの人に問い合わせて、発表したものが、その過半の人たちが選んだものは、「ベスト10」には入っていない。つまり、1票しか入っていない。だが、これは…
さまざまな人生があるな。 夜、テレビのスポーツ・コーナーを見ていたら、イエメンの首都・サヌアからのレポートがあった。ちっとも知らなかったが、サヌアで、来年カタールで行われるサッカーのアジアカップの予選、日本対イエメン戦が、行われるんだそうだ…
横綱審議委員のけいこ総見が、今日あった、というニュースを見た。初場所が、近いんだ。 「日本遺産」の補遺を、暫くの間、と思っていたが、「相撲」という言葉を聞くと、やはり、触れたくなる。 白鵬は、29番取ったが、朝青龍は、12番で上がった、とい…
一昨日の「日本遺産・ベスト10」の続きを書く。 一昨日は、7位まで記したが、途中で眠くなり、そこで打ちきった。今日は、残りの8位以下を記す。 8位以下と言っても、全て同率、同位であり、8つある。個性派ぞろいの68名の人たちから、複数票を集め…
アメフットの日本一決定戦・第63回ライスボウルへ。社会人選手権優勝の鹿島ディアーズ対大学選手権優勝の関西大学カイザースの対戦。 法政相手の大学選手権で、走りに走った、関大のQB(クォーターバック)・原口のランプレイが、鹿島ディアーズに、はた…
暮れの予告通り、「日本遺産・ベスト10」を発表する。 創刊60周年を迎えた「芸術新潮」が、気合いを入れた記念特大号に掲載した「日本遺産」の数々を、集計し、順位をつけ、検討を加えたものである。ただ、それだけじゃないか、と言われれば、そうである…