2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

花見で一杯、月見で一杯。

今年の桜、開花が早い。いつの間にやら、あちこちの桜、満開となっているらしい。 3時半過ぎ、この近所の桜と言えばここ、という小さな丘へ行った。 咲いている。 小さな丘へ上がる。 上空、すべて桜花で覆われているものではない。ここは5〜6分咲き程度…

奈良小散歩(5) ならまち(続き)。

奈良の町屋の特徴をよく表わしている建物がある。 藤岡家住宅。江戸時代後期の建物である。 <当初は生薬類、幕末頃からはろうそく、鬢付油、おはぐろ等の小間物類、昭和になって紙類と昭和30年代まで商いがおこなわれて・・・・・>、と説明板にある。 何…

奈良小散歩(4) ならまち。

うどん屋で少し休み、朝降りた東大寺前のバス停へ。赤い循環バスが来た。ならまち(奈良町)まで5〜6分、料金100円。 奈良の町中のこのあたり、ごく狭いエリアである。近鉄奈良から東大寺へは、東へ1キロほど。ならまちは、近鉄奈良から南へ1キロ程度…

奈良小散歩(3) 二月堂裏参道。

二月堂から裏参道を通り、大仏殿の裏を廻って戻ることとする。 左は、二月堂舞台の回廊欄干、右の黒く見えるところは二月堂への登り廊。その間に大仏殿の大屋根が見える。 東大寺”修ニ会・お水取り”のクライマックスは、登り廊を駈け上がってきた大きな松明…

奈良小散歩(2) 法華堂から二月堂。

奈良へ行くことはあっても、東大寺へ行くことは少なくなっっていた。 前回東大寺へ行ったのは、聖武天皇の1250年御遠忌法要が営まれていた時だったから7〜8年ぶりである。大仏殿前で、散華の花弁を何枚か拾った。 法華堂や二月堂へ行くのも久しぶり。 …

奈良小散歩(1) 大仏さま。

「大往生」であれ「昇天」であれ、最後の親父の一連の儀式が終わった後は奈良へ行きたいな、と思っていた。多くの寺がある奈良へ。 しかしこの時季、関西は人でいっぱい。奈良ももちろん。かろうじて、ひと晩だけだが宿が取れた。 大阪難波から奈良まで、近…

昇天・大往生。

今までにも記したことがあるが、私には3人の親父がいる。 実の親父と2人の叔父である。叔父のひとりは実の親父の弟、あとひとりの叔父はお袋の妹の連れあい。 ものごころがついてから成人するまで、私が実の親父とひとつ屋根の下で暮らしたのは、小学校時…

三渓園小景。

5日前、河瀬和世さんのインスタレーションを観に三渓園へ行った折り、旧燈東明寺本堂へ行く前、庭園内を少し歩いた。もちろん広大な庭園のごく一部である。 三渓園正門を入ると、すぐに池がある。「大池」という。大きな池だから「大池」ということらしい。…

3.11から4年、文化財の再生。

昨日、突然パソコンが作動しなくなった。入力もできない。ブログも中途半端なものとなった。尻切れとんぼ。原因は解からない。シャクなことだが、そのままとした。 今日、がちゃがちゃとやっていたら、入力ができるようになった。昨日はできなかったメールも…

いのり 和紙を照らす縄文の光(続き)。

和紙の世界、1500年以上の歴史を持つ。縄文の光に至っては、3000年から1万数千年。その二つが相まみえる。 神も降臨するが、その空間、濃密な空気で満たされる。深山に分け入った趣き、このようなものであるのかもしれない。 呼吸を整えるため、少…

いのり 和紙を照らす縄文の光。

一昨日の横浜本牧、三渓園の入口脇。このようなポスターが貼ってあった。 <いのり 和紙を照らす縄文の光 河瀬和世(造形)/ 山内啓司(映像)>。 ひと月ほど前、河瀬和世さんから案内をいただいた。こういう手紙が入っていた。 <寒さの中で木々が来るべき…

メディアアート(続き)。

アニメとマンガ部門。 私には、ほとんど知らないことばかり。 ア・ ニ・ メ。 <功労賞 渡辺泰>、とある。 渡辺さんの著『日本アニメーション映画史』が、日本のアニメ研究書の嚆矢だそうだ。 その書の序文は手塚治虫による。手塚治虫手書きの序文原稿があ…

メディアアート。

2月初中旬、新槐樹社展と時を同じうして「文化庁メディア芸術祭」の受賞作品展が開かれる。同じ国立新美術館で。 新槐樹社展では、光田節子の作品と対峙する。まさに対峙、暫らく凝視し会場を去る。他の作品は観ない。 その後、メディアアートの会場へ。こ…

ジュンク堂(続き×2)。

ジュンク堂、昨年末、丸善に吸収合併された。そして、その丸善は、以前から大日本印刷の完全子会社となっている。 日本を代表する印刷会社である大日本印刷、出版社や書店をその傘下に収めている、という構図である。 実は、久木亮一、学校を出た時、大日本…

ジュンク堂(続き)。

伊沢紘生の『新世界ザル』上・下巻出版記念のサル本フェア、そのすぐ側にはこのようなサルがいた。 いずれも南米のサル。生きてはいない。もんたなのポッケという人が作ったサル。 左からホエザル、ウアカリ、リスザルだそうだ。 いずれもあまり見かけないお…

ジュンク堂。

10日ほど前、池袋のジュンク堂へ。 どうぶつ社の久木亮一が協力した新世界ザルの本に関するフェア。 ジュンク堂の店内、このような案内が貼られている。 伊沢紘生著『新世界ザル』上・下巻。発行は東大出版会。 久木のどうぶつ社も協力している。 7階の理…