2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

判定競技。

陸上や競泳は、勝ち負けがはっきり出る。先にゴールへ入ったり、遠くへ飛ばしたり、飛んだり、誰が見ても一目瞭然。 寺川綾、入江陵介、鈴木聡美の3人が銅を取った今日未明の競泳は、まさにその典型。それにしても、3人が3人共よくやった。立派な銅メダル…

初金は、この女の子。

北島康介もどこかおかしく、金どころじゃない結果。一体誰が何時金を、と思っていた。 それは、この女の子によってもたらされた。 松本薫。柔道女子57キロ級の選手。 福見友子や中村美里は知っていたが、松本薫は知らなかった。 試合会場に入り、自らの出…

おかしいぞ、チーム・ジャパン。

金は確実だろうとか、限りなく金に近い、と言われていた日本選手、ことごとく、どこかおかしい。金が取れない。 柔道女子、昨夜の48キロ級の福見友子、今夜の52キロ級の中村美里、金の確率7〜8割と言われていた。それが、金どころか銅にも至らない。ど…

始まっちゃったから、暫くオリンピック。

開会式の映像を、飛び飛びに見た。 今日、高尾へ行く用があった。古い友人たちと墓参り。その男、真夏に死んだ。例年、ほとんどカンカン照り。ヘタをすりゃ熱中症になる。だから、寝不足はまずい。寝なければいけない。明け方の中継映像なんて見ないほうがい…

始まった。勝った。

オリンピック、サッカーの1次リーグは、開会式前に始まる、ということは知っていた。 女子は初戦は勝つだろうが、男子は難しかろうと思っていた。半月前の京都のこと、その他、まだ少し書くべきことが残っている。サッカー1次リーグのことなど、後で頃合い…

仁和寺(続き×2)。

ヤンキースへのイチローの電撃トレードがあり、昨日、一昨日、京都のお寺どころじゃなくなった。 イチローのことだけだと、それはそうですむ。しかし、私の中では、イチローと松井秀喜がセットになっている。だから、昨日も一昨日も、イチローのことと共に松…

仁和寺(続き)。

名古屋場所があろうが、オスプレイが陸揚げされようが、よそ見をしないできたが、イチローの電撃トレードは、黙って見過ごすわけにはいかなかった。 ”続きは、明日”、とした仁和寺の続きに戻る。 だが、しかし、それにしてもだ。 ミスター・ヤンキースのデレ…

トレード。

このようなトレードがあるとは、思いもしなかった。 それにしても、今日何度も流れたイチローの、「今の思いを簡潔に表現することは難しいが、11年半、ファンの方と同じ時間、思いを共有したことを振り返り、・・・・・20代前半の選手が多いこのチームの…

仁和寺。

京都は、寺社の多い観光地である。だから、あちこちの寺社へのバス、四通八達している。3回乗ればお釣りがくる、という1日パスは500円。市バスの宣伝文句の通り、とてもおトクだ。 前日も、京都駅前から高麗美術館、そこから賀茂別雷神社、駅前へ戻り、…

龍安寺(続き)。

方丈に入る。石庭が目に入る。 大雲山 龍安寺、臨済宗妙心寺派の禅寺である。 龍安寺の石庭、東西約25メートル、南北約10メートル、約75坪の空間である。 白砂を敷きつめ、5か所に15個の石を配したものである。 概ねほとんどの人は、このような格好…

龍安寺。

このところ、これと言った蓮の花は見ていない。去年は見た記憶がない。 これと言ったものでは、一昨年の暮、チェンマイのフラワー・パークに蓮池があり、紫色の睡蓮が咲いていた。蓮池ではないが、丁度2年前の7月初め、奈良の唐招提寺で多くの蓮を見た。腹…

先斗町。

賀茂別雷神社から戻り、駅近くのホテルにチェックイン。暫らくベッドで横になる。 8時前京都タワーに登り、その後四条河原町へ。河原町通と四条が交わるここらあたりが、いわば京都の中心だ。 河原町通を三条の方へ歩き、途中で右の方、鴨川の方へ折れる。…

賀茂別雷神社。

神社の来歴など古いのが当然、どこも「へー、そうなんですか、そんなに」、というものが普通であるが、ここはとりわけ古い。 賀茂別雷神社(上賀茂神社)である。何しろ、こうである。 神武天皇の時代に、賀茂別雷大神が神山に御降臨し、賀茂祭(葵祭)は、…

高麗美術館。

1か月近く前になるが、面白い映画が封切られた。高橋伴明の『道ー白磁の人ー』。日本による朝鮮併合の4年後、1914年に朝鮮に渡った浅川巧の物語。 浅川巧、本業は林業技師だが、白磁、青磁、またその他の朝鮮の民芸の発掘、研究者として著名である。し…

京都駅。

コンチキチン。今日の京都、祇園祭の山鉾巡行。前の前の日曜日、通天閣を見に行った翌日、京都駅に着いたら祇園囃子の音色が聴こえてきた。コンチキチン。 どこかで練習でもしてるのかな。コンチキチン。 大階段の先にはステージがある。 近寄ると、若い男が…

京都町屋 火の用心。

龍谷ミュージアムを出て少し右手の方へ歩くと、すぐにこの通りに行き会う。 西本願寺の真正面の門前町、その名も正面通。 仏具店、念珠店、仏書店、仏具工房などが並ぶ。仏壇、念珠、戸帳、打敷、といった文字が目に入る。 少し先の右手に見えるのは、明治4…

龍谷ミュージアム。

京阪神というが、その距離案外短い。大阪から京都まで、途中一つか二つしか停まらない新快速だと30分ばかり。 5月下旬、みんぱくを出た後京都へ行った。龍谷ミュージアムでの特別展「仏教の来た道 シルクロード探検の旅」を観るために。 龍谷ミュージアム…

通天閣100周年。

丁度一週間前、先週の土曜の夜、新世界に行った。新世界の通天閣、誕生100周年となる。何日か前に開業100周年の行事が行なわれている。今の通天閣は2代目だ。初代の通天閣ができたのが1912年の7月3日なんだ。名づけ親は、儒学者・藤沢南岳。 先…

みんぱく(続き×2)。

こういう博物館は、特急や急行で廻るべきじゃなく、鈍行でゆっくりと巡るべき。そのこと重々解かっているのだが、なかなかそうも行かないこともある。 アイヌの文化ゾーンへ。 サハリンアイヌの山丹服。 <アムール下流域は俗に山丹と呼ばれ、もたらされた清…

みんぱく(続き)。

みんぱく(国立民族学博物館)の常設展示、オセアニアから始まりアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、東南アジア、南アジア、中央・北アジア、中国、朝鮮、アイヌ、そして日本、と大きく分けられている。その他に、言語、音楽、という括りの展示がある…

みんぱく。

みんぱく(国立民族学博物館)、今和次郎の特別展ばかりじゃなく、本館の常設展へも久しぶりに。みんぱく、日本が世界に誇る博物館である。 みんぱく(国立民族学博物館)、1974年、大阪万博の跡地に創設された。一般に開館したのは1977年。初代館長…

考現学(やり直し)。

先週末、5月末に亡くなった親父の一人(叔父)の四十九日、満中陰の法要が、大阪の寺であった。その日は大阪に泊まり、日曜、月曜の2日間京都にいた。 日常、関東の地で過ごす者にとっては、時に関西へ行くと、とても興味深い思いを抱く。寺社ばかりでなく…

一瞬のミス。

昨日のブログ、3行しかない。実はこの後、写真を10数枚取り入れ文章もつけた。それがすべて無くなった。消えてしまった。最後に処理ミスをした。 一瞬のミス。ウッカリミスといえばウッカリミスである。が、仕方ない。 改めて、と考えているが、今日は終…

考現学。

奈良から大阪へ出、98歳のあと一人の親父(叔父)を見舞い、キタ(北、大阪駅、梅田近辺)に宿をとった。久しぶりに”みんぱく”(国立民族学博物館)へ行こうか、と思った故。今和次郎の特別展もやっているし。

奈良国立博物館の仏。

5月下旬、親父の一人(叔父)の通夜、葬儀で奈良へ行った。老人ホームでの葬儀も終わり、焼き場で遺骨も拾い、精進落としの膳も囲み、儀式は、滞りなく済んだ。 夕刻近いが、まだ4時前、送ってもらう車、奈良国立博物館の前で下ろしてもらった。 久しぶり…

こりゃ、回顧展だ。

学生時代のサークル仲間で作っている会がある。同じサークルの、前後10年ばかりの仲間。今、連絡を取ることができるのが50人ばかり。2年に一度、展覧会を開いている。出品するのは、15人前後。その中、日常的に絵を描いているのは、半分いるかどうか…

幕間。

「パリ+リスボン街歩き」、昨日の「アヴェ・マリア」で”パリ歩き”は打ち止めとする。 パリには1週間いただけだが、50回ほどになってしまった。 その後のリスボンには、4日いただけ。さほど長いものにはならない、と思っている。だが、ここで少しインタ…

パリ+リスボン街歩き  (51) アヴェ・マリア。

パリの中心はシテ島だ。そもそも、パリのこと初めはシテ島であり、地図の上でも、まあ中心。 そのシテ島にあるサント・シャペル、できたのが1248年だというから、まあ古い。パリというより、フランスの重要な建造物である。 そのサント・シャペルを使い…