モンパルナスの灯。

ここ数日、この10日ほどの間に見に行った展覧会の模様を何回か記したが、暫らくの間映画のことごとにしようと思っている。 山田洋二の『男はつらいよ 50』からクロード・ルルーシュの53年後の『男と女』となり、なんとー、ポン・ジュノが『パラサイト…

朝鮮王朝。

『日本書紀』が成立した1300年前、朝鮮半島では高句麗、百済、新羅の三国時代であった。ごく大雑把に言えば、次いで10世紀ごろから高麗時代、そして14世紀末からが李氏朝鮮の朝鮮王朝である。 地政学的に言い、すべての王朝がその時々の中国王朝の冊…

出雲と大和 幽と顕。

若い頃から何度も病院や医者の世話になりながらまだ生きている私が言うのもナンなんだが、日本は本当に老人で溢れている。ウイークデーだというのに、東博には年寄りがいっぱい。 3、4日前の東博正門前。 日本の はじまり、 ここにあり、の惹句。 出雲と大…

メリーオルゴールと歯ブラシ。

NAU21世紀美術連立展、新槐樹社展と同じ日時で同じ国立新美術館で開かれる。 歯ブラシのアーティスト・丸山恵美子から連絡があり、見に行った。行くのは3回目だが、いつも不思議な展覧会だなと思う。 色々なものがある。平面や立体が。入場は無料。 昨…

10度目の新槐樹社展。

10年か。10年になるな。新槐樹社展へ行くこと、10度目となった。 年が明け1月中旬から下旬にかけての頃、光田節子からの封書が届いた。新槐樹社展のチケットと共に、典雅な便箋に万年筆で記された手紙が入っている。 <・・・。又一年。試行錯誤で続…

GROUP表現13 -花ー。

山宣が参加するGROUP表現のⅠ3回展、今年のテーマは「花」。 GROUP表現の作家の皆さま、手練れのベテランばかり、「今年のテーマ」というよりも「今回のお題」という方がピタリとくる。 歯科 渋井クリニック、渋井ビルの文字が見える。京橋のギャ…

やったー、ポン・ジュノ。

いやー不思議な映画だな、何と言うか凄い感じがするな、ただ者じゃないなこの監督は、この映画を見ている間中何か特別なものを見ていることを感じていた。 初めは格差問題をついた作品だな、それにしても韓国の格差社会ちょっと露悪に過ぎるんじゃないか、と…

男と女 50年。

3年少し前になろうか2016年秋、クロード・ルルーシュの『男と女』製作50周年を記念したデジタル・リマスター版が公開された。 <たちきれぬ過去の想い。それでも惹かれ合う男と女。>の惹句は変わらない。50年経とうが何年経とうが。 1966年か…

53年後の男と女。

山田洋二は、50年後の『男はつらいよ』の寅さんを作ったが、クロード・ルルーシュは、あの『男と女』の53年後の物語を作った。アンヌとジャン・ルイの恋物語を。 10日ほど前、封切られた。その日の新聞広告。 <”愛の伝道師”クロード・ルルーシュ監督…

お帰り寅さん。

去年の秋のころ、シネコンには「男はつらいよ 50」と記されたポスターが貼られていた。寅さん・渥美清の横顔と共に。 こういうチラシも置いてあった。 「よっ! ひさしぶり!」。 キネマ旬報シアターにはこういうポスターも。 寅さんとさくら + 歴代マド…

もう一人のロクイチ組。

豪栄道が引退を表明した。 昨日、過去3番目の高齢での優勝となった徳勝龍は、その年齢を問われ、「まだ33歳」と語っていた。「もう」じゃなく「まだ」、と。徳勝龍特有のリップサービスも含め。この発言は、徳勝龍自身の性格にもよろうが、その立場による…

初場所三景。

白鵬と鶴竜が早々に休場し、カド番・豪栄道も不甲斐なく、高安の大関復帰も難しく、横綱大関で何とかなっているのは貴景勝のみ。平幕へ落ちた御嶽海に期待を寄せていたら、これも何とも具合が悪い。つまらない、面白くない場所だなと思っていた。 が、最終盤…

ミイラ。

ミイラってやはり不思議なものである。 国立科学博物館で催されている特別展「ミイラ」、「永遠の命」を求めてとサブタイトルを打っているが、やはり何とも面白い。「ミイラ」なるもの、すべてがすべて「永遠の命を求めて」いるのではなかろうが。 冬枯れの…

人、神、自然。

一昨日、昨日と病院へ行った。病院に行くと、医者の言うことが良かろうが悪かろうが真っすぐには家へ帰ってこない。寄り道をする。だから、この2日間、相撲中継は見なかった。 と、白鵬に続いて鶴竜も休んでしまった。 このような場合のお決まりは、「何々…

アレレ。

昨日、<白鵬がいてこその大相撲>と記したが、それは、白鵬が負けるのはごく稀なこと、ということが前提になっていること。今日も負けたとなっては、その前提が崩れる。 が、アレレ。白鵬、今日も負けてしまった。 その前に今日は、鶴竜も負けた。 鶴竜、悪…

白鵬がいてこその大相撲。

今日、年が明けてから初めて図書館へ行った。今日は初場所2日目である。5時前、図書館を出た。 家に帰ってテレビを見ようか、電車で10分ほどの居酒屋で見ようか。かかる時間は同じぐらいである。杖をついてのゆっくりとした歩きであるので。考えるまでも…

初場所初日。

大相撲の世界、今年は世代交代が一気に進んでいくのではという気がする。 今日の国技館前であろう。 今日、初場所初日。 初場所にしては地味な映像から入ったな、NHK。 今場所の横綱以下三役。 豪栄道は9度目のカド番。高安は関脇へ落ちた。 先場所、一…

早明戦。

今日、ラグビー全国大学選手権決勝戦。長く、それこそ長く帝京が9連覇していたが、昨年、明治が大学日本一となった。 今年は明治の連覇がかかる。明治、連覇すればⅠ4回目の大学日本一。早稲田が勝てば、11年ぶり、16回目の大学日本一である。 全国大学…

ギャラリーナユタ 12の月のおくりもの。

昨年末、銀座奥野ビル410のGallery邨での丸山則夫展を見た後、511のギャラリーナユタへ寄った。美術評論家・早見堯から一度行ってみればと言われていたギャラリーである。 年の瀬の奥野ビル、いずれのギャラリーもさほどの人気はない。511の…

丸山則夫 季節の瞬間2019展。

丸山則夫という人は不思議な人で、以前、ご自身でギャラリーをやっていた頃は、貸画廊なのに時折り自分の個展をやっていた。借り手がいないので、自分の作品展をやっているのかと思って、丸山さんも大変だな、霞を食って生きているのかな、と思っていた。が…

エッグ&フラワーアート コノミ作品展。

年末の京王プラザのロビー階には新年を迎える大きな生け花が飾られているが、こういう掲示もある。 エッグ&フラワーアート コノミ作品展。 ロビーギャラリーでエッグアーティスト・柏谷果の作品展が催された。 柏谷果、大学の学部の同級生である。私は事情…

茂野柰園 書道パフォーマンス。

「令和の初春」と題した書家・茂野柰園の初春パフォーマンス、一昨日、流山の一茶双樹記念館で行われた。 私のブログ、写真を載せることが多い。実は、その写真サイズの圧縮と取りこみに最も時間がかかっている。それに合わせて文言を記しているので、こちら…

ねずみ。

ねずみって久しく見ていないが、昔はあちこちにいた。6、70年前には。 日本は戦争に負けて食糧事情が悪い頃であったので、人間の食べ物を横取りするねずみは悪者であった。ねずみ捕りでねずみを取り、池などに沈めて殺していた覚えがある。今でもいるので…

正月3日。

箱根駅伝、やはり青学が強かった。 昨年5連覇を逃した無念を晴らした。青学、往路復路総合優勝である。 時折り思うのであるが、駅伝の華・箱根駅伝に出場できる選手は各校10人である。青学のような駅伝の強い学校の駅伝部というか競争部というかそこへ入…

全国大学ラグビー選手権準決勝。

正月2日の楽しみは、ラグビーの全国大学選手権の準決勝だ。箱根駅伝もあるが、やはりラグビーである。殊に今年は面白い。 昨年、大学選手権10連覇を逃した帝京が、今年は準々決勝で敗れ去り、今日の舞台に登場することができなくなった。関東大学対抗戦で…

365分の1日。

新しい年が明けた。 昨日までの10日ばかり、年賀状を作らなけりゃと思っていながらも一向に取りかからなかった。以前に較べればめっきり少なくなったが、知り合いからの年賀状は届いた。3、4日の内に作って出そう、と考えている。去年もそんなことを考え…

ほどよい齢に。

時折り、早く年寄りになりたいなと思っている人がいる。先ほどから、あれは誰だったかなと思いだそうとしているのだが、思いだせない。一般世間にほどほどに知られている若い人だったんだが。仕方がない。 ところで、色川武大はその風貌からそこそこの年齢で…

正倉院の世界展。

令和への代替わりの後、東博では「御即位記念」の催しが幾つか持たれた。11月16日の大饗の儀の日に触れた「天皇と宮中儀礼」もそのひとつであるが、メーンはこの「正倉院の世界」展であろう。 東博正門前にはいつものようにバイクやチャリンコが停められ…

斎藤ちさと なみとα展。

奥野ビル505号室を出ると、すぐ近くに表から見ると白っぽい部屋があった。静かな、というか静謐な感を受ける。 それまで505号室の丸山恵美子の派手やかな部屋にいたので、余計にそう思う。 502号室のギャラリーカメリア。 後で、こういう案内状をも…

丸山恵美子 まる語り七展。

不思議な作家である。はっきり言ってよく解らない。 11月半ばの奥野ビル。 505号室、ギャラリー松林。ハブラシがベンチに座っている。 開いたドアから中が見える。 入る。 突き当たりにあるのがハブラシだなと思う。 近寄る。今年初めのNAU展で見た…