2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

歌舞伎町で暑気払い。

連日猛暑が続いている。熱中症に注意、との天気予報のお兄さんやお姉さん。 昨日、学生時代のサークル仲間との暑気払い、新宿歌舞伎町であった。 夕刻6時前、約束の時間には少し遅れた。が、夏の6時前、まだ明るい。 新宿区役所通りを進み、風林会館のとこ…

ルンタ。

ダライ・ラマ14世が亡命政府を置いたインドのダラムサラに、30年間も住み続けている日本人がいる。 中原一博、62歳。建築家であるが、ずっとチベットの人たちを支援している。 渋谷のシアター・イメージ・フォーラム、通路が狭い。7、80センチはあ…

ダライ・ラマ14世。

マハトマ・ガンジーにしろ、ネルソン・マンデラにしろ、昨日のマーティン・ルーサー・キングJr.にしろ、巨大な理不尽と戦ってきたきた人に共通するものは、「非暴力」である。ダライ・ラマ14世も然り。 1949年、毛沢東、中華人民共和国の樹立を宣言…

グローリー 明日への行進。

マーティン・ルーサー・キングJr.が暗殺されてから50年近くなる。1965年、アメリカ南部アラバマ州セルマでの3月7日の「血の日曜日事件」、その2週間後の大行進、それから丁度50年にあたる。 今年の3月7日、アメリカ初の黒人大統領・バラク・…

ヴィオレッタ。

昨日のブログ、最後のところなんか、何を書いていたのだか支離滅裂。 コピペすると、こう。 <ジョン・デュポン、警察官と一緒に拳銃も打っている。腕も相当。敷地内に戦車か装甲車といったものも持ってくる。 で、殺人事件も起こる。 夜半の新宿、人多し。…

フォックスキャッチャー。

冒頭、キツネ狩りの実写映像が流れる。アメリカの大金持ち、イギリス貴族の真似をしたがるものらしい。 すぐ、「これは実録であります」といういう文字が流れる。 1996年1月26日、アメリカを代表する巨大財閥デュポンの御曹司ジョン・デュポンが、レ…

バー十月 10周年(続き) 舞踏。

今日、早速、かずこさんからお礼メールがきていた。客商売、こうでなくっちゃいけない。 メールの文中、こういう個所がある。 <一人一人ゆっくりお話し出来ませんでしたがまた 個人面談などしたいです>、との。 個人面談、また来てください、ということ。…

バー十月 10周年。

たとえ10年にしろ同じ商売を続けていくのは、並み大抵なものじゃない。 かずこさん、新宿ゴールデン街で、小さなバーを10年間続けた。大したものである。 今日、「バー十月」の10周年記念パーティー、新宿テアトルの6階で催された。 大勢の人が来てい…

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密。

車椅子に乗った天才・ホーキング博士は若い頃からよく知られているが、同じイギリス、同じケンブリッジ出身の科学者でありながら、50年以上にわたりその存在を封印されていた天才がいる。アラン・チューリングである。 1939年、イギリスとドイツは戦争…

博士と彼女のセオリー。

アメリカに可愛い天才少年がいれば、イギシスには車椅子に乗った天才がいる。ご存じ車椅子の天才物理学者・ホーキング博士である。 1942年生まれのスティーヴン・ホーキング、オックスフォードから大学院はケンブリッジへ進む。1963年、ケンブリッジ…

天才スピヴェット。

10歳の少年T.S.スピヴェット、アメリカ、モンタナの牧場に住んでいる。 100年遅れのカウボーイといったお父ちゃんに溺愛されていた双子の弟が、銃の暴発で死ぬ。自分が死ねばよかった、と思うスピヴェット。お母ちゃんは昆虫博士。お姉ちゃんはアイド…

浅草 四万六千日(続き×3)。

大黒家別館を出たあと、仲見世をつっきり吾妻橋へ向かう。アサヒビールの「黄金のウンチ」の裏のギャラリーへ。 つくばEX浅草駅地下コンコース壁面には、大正末の吾妻橋の姿もある。 橋の上には都電、いや当時は東京市であるから東京市電も走っている。 吾…

浅草 四万六千日(続き×2)。

20世紀のアートシーン、パブロ・ピカソを筆頭に何人かの巨人がいた。ダブリン生まれのフランシス・ベーコンもそのひとり。 石田宏の3枚続きのスケッチを見ていると、ふとフランシス・ベーコンの三幅対を思い出した。 「どこがぁー」って声もあろう、と思…

浅草 四万六千日(続き)。

隅田川万華鏡会の東京浅草スケッチ展、幾つかの作品を紹介する。昨日のその場の写真と共に。 山本宣史のあと1点。≪浅草寺≫(水墨F6)。 昨日の浅草寺本堂。 四万六千日特別大祈祷の文字が。 正面の石段を上がり堂内へ。 お賽銭を投げ入れ、常のごとく孫娘…

浅草 四万六千日。

去年は9日に行った。今年は10日。浅草、四万六千日。 六区の方から歩く。 すれ違った人力車曳きの「角にドンキホーテなんかができちゃって・・・・・」、という声が聴こえた。 伝法院通りへ。 ほうづきの籠を持った二人づれと行き違った。 浅草寺、四万六…

四谷荒木町。

四谷の荒木町で飲んでいた。 荒木町で飲むのは久しぶり。 雨模様の夕刻、新宿通りから荒木町の方へ折れる。細い道幅の両側の店、多くは灯が入っていた。荒木町、健在だ。 今日は、江戸川区と葛飾区のエキスパートである酒飲みと会う。去年の秋以来、久しぶり…

澤穂希のW杯、終る。

ライバル・アメリカを破りW杯連覇だなんて言っていたが、とんでもない。アメリカとは30戦して、ただの一度しか勝っていない。ライバルなんておこがましいよ。 アメリカとW杯決勝で連続し相まみえることができるなんて、それこそ僥倖、と思わなきゃ。 サ…

リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン。

アメリカは移民の国である。 100年以上前ニューヨークへ移住してきたユダヤ人は、マンハッタンの片隅に足場を築いていたが、それ以降ニューヨークへ渡ってきた人たちは、マンハッタン以外の地に足場を置く人が多くなる。ブルックリン、ブロンクス、クイー…

靴職人と魔法のミシン。

冒頭、何人もの男が話し合っている。ヒゲを生やした男が多い。1903年のニューヨーク、ロワー・イーストサイドである。 男たちは、聴き慣れない言葉で喋る。硬い響きの言葉であるが、ドイツ語やロシア語ではない。英語の字幕が出ている。すぐに、ハハー、…

はじまりのうた。

「全米公開わずか5館であったのが、またたく間に1300館以上にまで拡大」、なんて惹句はウソに決まっているが、それほどにハッピーで心が平かになる物語である。涙の用意も必要だ。 イギリスからニューヨークへ来た二人の若者がいる。グレタとデイヴ。二…

ニューヨークの巴里夫。

『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』、原題は『Casse tete Chinois (中国のパズル)』。ややこしい男のお話である。中国のパズルってどのようなものか知らないが、きっと何やらややこしく複雑なものなのだろう。 しかし、さすがフランス映画、その普通は…