2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
2013年6月3日、エドワード・スノーデンはアメリカ政府に対して戦いを挑んだ。仕事も恋人も、もちろん国も何もかも捨てて。 エドワード・スノーデン、史上最大の告発者と言われる。 スノーデンの暴露、告発、世界中が驚いた。 世界中のメール、SNS、…
スリランカの内戦が終わったのは2009年。20年以上にわたりスリランカ政府軍と戦っていた反政府組織、タミル・イーラム解放のトラは壊滅した。 その戦いで妻子を亡くした男は、赤の他人の女、子供と3人、偽装家族としてフランスへ渡る。ディーパンとい…
明後日の6月23日は、沖縄慰霊の日である。今上天皇が、8月6日、9日、15日と共に日本人が忘れてはいけない日、としている日である。 『沖縄 うりずんの雨』、アメリカ人監督、ジャン・ユンカーマンが不屈の戦いを続けている沖縄の人々を追った渾身の…
その評判は聞いていたが、観たのはこの春先。 それにしても凄い作品である。引きこまれた。 塚本晋也は、大上段に振りかぶって反戦の意を叫んだ。大上段に振りかぶること、それは凄い。意味がある。 が、戦時下のごくごく普通の日常生活を描くことで伝えられ…
極彩色の画面である。露悪的とも言えるほど。しかし、大岡昇平の『野火』を映画化するには、これでもかの極彩色が必要である、と監督、脚本、製作ばかりか主演も務めた塚本晋也は考えた。 戦争の現実とはこのようなものだ、と言うことを伝えるため。 第二次…
2年ぐらい前、いやもっと前になろうか、アンジーの映画が反日で日本での公開予定が立っていないとの話があった。昨年2月、やっと公開された。渋谷のシアター・イメージフォーラムでの公開であるから、ささやかな公開。 1936年のベルリンオリンピック、…
アルゼンチンに潜んでいたアドルフ・アイヒマンが、世界最強の情報機関・モサドによって拘束され、秘かにイスラエルに運ばれたことは昨日記した。 そのアドルフ・アイヒマンを裁く裁判は、1961年4月11日エルサレムで開かれる。 20世紀を代表する悪…
元ナチ親衛隊中佐、アドルフ・アイヒマンが、1960年、モサドによって拘束されイスラエルに連れてこられた、とのニュースは世界を驚かせた。 アドルフ・アイヒマン、ナチス・ドイツにおいて600万人ものユダヤ人を強制収容所へ送り、ホロコーストの中心…
孫坊主が生まれてひと月半となる。今日、お宮参りに行った。半月ほど遅くなったが、私のグループ展が終わった後で、ということで延ばしてもらっていた。 おねえちゃんの孫娘の時と同じく、近在ではやや大きな諏訪神社。日曜ということで小さな赤ちゃんを連れ…
今回展の出展者は17名。まあまあである。出展作の記録、残っているのはあと3人。常連の出展者の中では年長の3人となる。 久保寺洋子100号の油彩「輪違屋」。左右はちりめん細工。 ちりめん細工、着物・アサガオ・折りづる。 毎回ちりめん細工を見てい…
今日、文房堂へ行くと、1964年と記された謄写版刷りの古い早稲田美研の会員名簿があった。50年以上前である。小澤が持ってきたらしい。 それから50年以上経った美研の模様、何らかの記録があってもいい。 が、どうも、この雑ブログ・「流山子雑録」…
今回展、搬入の模様とオープニングの模様を記せばそれでよし、と考えていた。 が、考えを改めた。 第9回展に参加している人たちの出展作を載せておこうと。 このあたりから。 関根民雄「石あるいは岩の展開の図 ⅠーⅣ」。紙 ミクストメディア。 石や岩も関係…
一昨日の搬入日の写真は、アップロードされなかった。しかし、昨日のオープニングの写真は、アップロードされた。 なぜか。 ひとつだけひょっとして、ということがある。さしたることではないので、それがどうとは思われないのであるが。今一度、搬入日の模…
今日、学生時代の仲間とのグループ展オープニング。 昨日、搬入日の模様はアップロードされなかった。何度試みても。 今日、オープニングの写真はアップロードできるか。 できた。アップロードされた。 神田駿河台下の文房堂前のギャラリーの看板。 昨日はで…
前回展から1年半がたった。 学生時代の古いサークル仲間との1年半に一度のグループ展、今日が搬入日。常の如く神田駿河台下の文房堂ギャラリーで。ほとんどの人は、今日午前中着で作品を送っている。 なんたること。 この後、ギャラリー内での展示作業の模…
「笑っちゃうけど、笑いごとじゃない」って映画。 ティムール・ヴェルメシュの原作は、ドイツ国内で200万部を売り上げた超ベストセラーだそうだ。 アドルフ・ヒトラー、1945年4月30日、ベルリンの総統本部地下壕でエヴァ・ブラウンと共に自殺した…
第二次世界大戦で敗れたドイツと日本の戦争犯罪は、ニュルンベルク裁判と極東国際軍事裁判(東京裁判)で裁かれた。勝者の裁判という側面は持つが、裁かれてしかるべき多くの理由がある。その後の両国、共に経済復興に乗りだしていく。戦争の記憶が薄れてい…
昨日のブログ、後ろの方の文章が消えてしまった。時としてあること。中途半端であるが、もう改めては打たない。仕方がない。稀にではあるが、出てくることもあるし。 『ヒトラーの忘れもの』、デンマークとドイツの合作。今年のアカデミー賞外国語映画賞にノ…