2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ホント、これでいいのか。

昨日のW杯ロシア大会グループリーグ最終戦での西野朗の采配、負けているにも関わらず自陣でのパス回しを続け、それ以上の失点を避け、敢えて負けることを選択した西野采配についてである。 西野朗は、同時刻に進行しているコロンビア対セネガル戦でのコロン…

東郷平八郎を思う。

昨日から今日にまたがるサッカーW杯ロシア大会のグループリーグ最終戦、何たるゲームをしてくれた。悔しくて仕方ない。 スポーツに政治は持ちこまない。これは今や大原則である。しかし、人々の感情は入る。国という場でも地域という場でも、それはある。そ…

神戸散歩(11) 竹中大工道具館。

日本のスーパーゼネコンと呼ばれる5社の内、竹中工務店は他の4社とはその趣きがいささか異なる。5社の中、唯一の非上場企業であること、本社を東京に移さず関西においたままであること、何より他のスーパーゼネコン4社に較べその歴史が圧倒的に長いこと…

神戸散歩(10) 神戸港震災メモリアルパーク。

日本は地震国である。 先週初めにも大阪北部で大きな地震があったが、平成7年(1995年)1月17日の阪神・淡路大震災は、死者・不明者6400人余、建物の全半壊25万棟余という凄まじいものであった。その後、平成23年(2011年)の東日本大震…

神戸散歩(9) 白鶴酒造資料館。

司馬遼太郎の『街道をゆく21 神戸散歩』には、「布引の水」、素晴らしい水質の神戸の水、神戸に寄港する外国船が喜ぶ「コウベ・ウォーター」、また、その水を商う「水屋」のことは細やかに記されているが、灘五郷の酒造についての直接的な記述はない。 <…

神戸散歩(8) 神戸文学館。

暫らく休みましたが、「神戸散歩」あと少し続けます。 横尾忠則現代美術館の4階の窓の真下に見えたのが、関西学院発祥の地のチャペル。 今、神戸文学館となっている。 常設展は「神戸ゆかりの作家たち」。企画展は「昭和レトロ 40年代の神戸と文学」。 入…

神戸散歩(7) 横尾忠則現代美術館(続き×2)。

4階にアーカイブルームがある。上る。 白と赤。 人気がない。誰もいない。 白と赤。 左手を見る。 と、細い通路に色の乱舞。多くの目。よく見るとドアノブが見える。ここからアーカイブルームへ入るようだ。が、この日はまったく人の気配はしなかった。 そ…

神戸散歩(6) 横尾忠則現代美術館(続き)。

横尾忠則現代美術館での「横尾忠則 画家の肖像」展、3階へ上がる。 先人に倣うということよりも先人とのコラボ。 右手前は≪安らかに眠れ≫。油彩・布。 先人は不明。 若い皆さん。 アンリ・ルソーとのコラボ。 右は≪正確な寸法で描かれたルソー像≫。アクリル…

神戸散歩(5) 横尾忠則現代美術館。

兵庫県西脇市生まれの横尾忠則、その作品を収蔵するのが横尾忠則現代美術館。神戸にある。 ここ数年、行こうと思いながら機会を逸していた。開館は2012年末、横尾忠則自身から寄贈を受けた作品及び寄託作品約3000点を収蔵する。兵庫県が運営する。 …

神戸散歩(4) 北野(続き)。

北野で最も知られた異人館は、国の重文となっている風見鶏の館(旧トーマス邸)。 北野通りから200メートルばかり天神坂を上ったあたり。その程度ならと行ってみる。 天神坂、北野通りからは山の方へ向かう。だから登り。 この洋館は結婚式を、と。 旧レ…

神戸散歩(3) 北野。

海沿いに開けた町である神戸は、JR、阪神、阪急が付かず離れず走る東西こそそこそこあるが、南北はさほどない。 普通の人だと、中心部の元町や三宮から南へ15分ほど歩くと港に着くし、北へ15分ほどでもう山が近いなとなる。その神戸の中心部、港の方か…

神戸散歩(2) ベイクルーズ。

<大阪湾は、むろん昔からある。>。こういう何でもないような、また、当たり前のような書き出しの文章が好きである。 次いで・・・ <古来、瀬戸内海という海の廊下がゆきつく奥座敷として、・・・・・、・・・・・>、とあるが、その少し先、 <いまは、こ…

神戸散歩(1) メリケンパーク。

私の3人の親父のひとりである叔父の法事があり、暫らく関西に滞在した。 法事の後、久しぶりで神戸へ行った。 最後の神戸は10数年前、まだ仕事の現役時代、神戸で業界の会合があった折り。一晩遅くまで同業の連中と飲んでいた。東京での日常の延長であっ…