2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

終わった。

終わったって、サッカーW杯のことではない。 美研60−70展のことである。日本人のほぼ全員が知らないごく微細なイベント。 一週間が経つのなど、一瞬のうち。 お茶の水から歩き、駿河台下へ。 駿河台下の交差点から文房堂を見る。 文房堂、靖国通りに面…

長友の涙に涙する。

酔っぱらってキーを打っていると、誤字、脱字、誤記載、さまざまなミスが出てくる。 昨日のブログが、そう。 酔っぱらって帰ってきた。ゲームを見てはいないが、結果は解かった。日本は敗退した。そのことを記そう、と酔った頭でキーを打った。 文が縒れてい…

己を知れ。「勝つ」と言っている選手は、いい。しかし、「勝てる」と言っているサッカー解説者は、恥を知れ。

美研60−70のグループ展ウィークの真中である。連日の飲み会、帰るのは遅い。5時になど起きられるわけがない。 なんじゃこれ。 W杯ブラジル大会、一次リーグの最終戦、コロンビアとの対戦なんだ、今日は。 私は朝は起きない。ライヴでは見ていない。 今…

早稲田美研60ー70展 オープニング。

早稲田という大学は、何でもありの学校である。 以前は、極右から極左までどのようなセクトも取りそろえていた。 サークル活動も盛んである。硬いものから軟弱なものまでよりどりみどり、どのようなものもある。 通称”ビケン(美研)”・美術研究会は、軟弱な…

搬入日。

明日から、学生時代の仲間とのグループ展を催す。 今日、搬入日。 京都の青もみじ巡り、あと少し、東福寺とその塔頭のことごとがあるのであるが、それは追い追いとすることとする。 この一週間ばかり、ずっと絵を描いていた。昨日、ギリギリまで。 何日か前…

遠いゴールは那辺にありや。

W杯ブラジル大会一次リーグC組。 緒戦に敗れた日本の第2戦。 相手はやはり緒戦に敗れたギリシャ。 今日のザッケローニ。 その表情は、やはり硬い。 ザッケローニ、第1戦からスターティングメンバーを2人変えてきた。 香川に変えて大久保、森重に変えて…

青もみじ巡り(28) 含翠の庭。

来迎院の荒神堂から石段を下り・・・ 山門の前から緑濃いこちらの道へ。 右手の竹を組んだこの塀の向うに、含翠の庭がある。 来迎院、また、含翠の庭、忠臣蔵の大石内蔵助所縁の場でもある。 受付けには誰もいない。しかも、窓口も閉まっている。 ブザーを押…

すべてはドログバだった。

ドログバがベンチスタート、と知った時、よしこれは勝てるぞ、と思った。36歳のドログバ、やはり全盛期からは力を落としている、と言われる。先発から外れ、ベンチスタートであることも十分に考えられる。 しかし、そうは言ってもドログバには、神に近い不…

青もみじ巡り(27) 来迎院。

泉涌寺、多くの塔頭を持つ。そのひとつを訪ねる。 ”含翆の庭 もみじの谷 来迎院”、という文字が見てとれる。 太い青竹を組んだ手すりの道を下る。 すぐ左手に、小ぶりな門が見える。 泉涌寺の塔頭のひとつ、善能寺祥空院。 門をくぐると、青もみじに包まれた…

青もみじ巡り(26) 泉涌寺(続き)。

泉涌寺、皇室との所縁の深い寺。歴代天皇の御尊牌が奉祀されている。 霊明殿の前の唐門。 唐門を通し霊明殿を見る。 ”御歴代御尊牌奉安”、”明治十七年宮内省造営”、の文字が記されている。 扉には、菊の御紋章。 勅使門。 このよう。 門の向うには、泉涌寺本…

青もみじ巡り(25) 泉涌寺。

京都の町、御所を中心とした洛中、東山三十六峰の洛東、嵐山や三尾の洛西、先般の大原は洛北。概ね、東西へ行き交うJR東海道線の北側に多くの寺社がある。JRの線路の南側で馴染みの寺は、京都駅からすぐの東寺ぐらい、という人が多いのではなかろうか。…

青もみじ巡り(24) 京都駅。

大原から京都駅までバスで1時間ばかり。 駅近くのホテルへチェックイン。1時間ばかり、ベッドにひっくり返っていた。 6時すぎ、駅へ行く。明日帰る切符を買わなければならない。 何年か前からJR東日本のジパング倶楽部の会員となっている。200キロ以…

青もみじ巡り(23) 寂光院(続き)。

書院障壁画の特別公開、別料金を取っているのであるが、その価値は十分にある。 菊の御紋章のついた、この小さな門の内側へ入ることができる。 こういうところである。 杉木立の中を進む。 ”御庵室遺蹟”。 <文治元年(1185)長門(ながと)国壇ノ浦の合…

青もみじ巡り(22) 寂光院。

宝泉院を出た後、すぐ近くの三千院の前の食堂で昼食。三千院を出る時に行きあった大原女のコスプレ娘二人連れ、パクパクと食事中。「恋に疲れた・・・」、とは対極の元気印であった。 大原バス停へ戻る。 大原バス停まで、あと400メートル。その向うの寂…

青もみじ巡り(21) 宝泉院(続き)。

宝泉院の庭園、このように眺めるのが肝要。 障子、硝子戸、柱などを通して庭を眺める。 その典型がここ。 額縁庭園である。柱を額縁に見立てる。 でも、先客の皆さんが陣取っている。 次々と。 私は後ろの方に控える。 宝泉院は抹茶付き。前へ出られなくとも…

青もみじ巡り(20) 宝泉院。

このブログ、始めてから間もなく5年となる。更新回数も1500回に近くなった。 初めの頃は、病気の時と旅行などで留守にする時以外は、毎日書いていた。しかし、ここ1年ばかり、そうではない時にも休んでいる。酔っぱらって眠ってしまうんだ。一昨日も昨…

青もみじ巡り(19) 勝林院。

三千院を出、右の方へ歩を進める。小さな橋で律川も渡る。 この下り坂の先のお寺へ。 勝林院の本堂が見えてくる。 勝林院、こういうお寺である。 比叡山延暦寺のあちこちで度々出てきた、第三世天台座主・慈覚大師円仁の開創である。 勝林院の本堂。 さほど…

青もみじ巡り(18) 三千院(続き×2)。

往生極楽院、その周りの有清園から、金色不動堂や観音堂の方へ戻る。 戻る途中、下りてくるお坊さん二人と行き会った。 先ほど、金色不動堂で護摩木を受け取っていたお坊さんであった。護摩供は終わったようだ。 護摩供が終わった金色不動堂の前には、多くの…

青もみじ巡り(17) 三千院(続き)。

三千院、客殿から宸殿へ移る。 宸殿から前を見る。 美しい。 宸殿から眺めるその先には、往生極楽院がある。 青もみじの彼方に往生極楽院が見えてくる。 左手に立札がある。 このようなもの。 このあたり、往生極楽院の周り、有清園庭園なんだ。 しかし、時…