2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「2点取られてムカついていたんで、・・・・・、でも、勝つことになっていたのかな」。

手倉森誠なんて名前、ついこの間まで知らなかった。サッカーU23アジア選手権の予選リーグを突破するまでは。 ベスト8に勝ち残り、イラン、イラク、そして昨夜半、韓国を破りアジアの頂点に立った。この3戦は、(昨夜半の0−2となった後しばらくの間を…

慰霊、鎮魂の旅。否戦の意思。

太平洋戦争の激戦地、フィリピンでの日本人の戦没者は51万8千人。 1973年、日本政府はマニラ郊外カリラヤに「比島戦没者の碑」を建立した。今日昼過ぎ、天皇皇后両陛下が訪れられる。 以下、テレ朝の画面から。 それまで降っていたという雨も上がる。…

政治家としての矜持に鑑み。

こりゃヤバいな、と思っていた。やはり、そうなった。甘利明、辞任した。 週刊文春に持ちこんだ元右翼団体員という男、世間一般の並みの人間ではない。相手を嵌める術を知っている。甘利明、上手く嵌められた。それにしても、甘利明、脇が甘すぎる。やはり二…

慰霊、鎮魂の旅。

戦ひにあまたの人の失せしとふ島緑にて海に横たふ 今年の歌会始、お題は「人」、今上天皇の御製である。 戦後70年の昨年、パラオ・ペリリュー島への慰霊の旅のお心を詠まれたものであろう。 天皇皇后両陛下、戦後50年の平成7年には、長崎、広島、沖縄、…

大相撲グローバル化の一歩となるか。

今日、初場所千秋楽、琴奨菊が優勝した。 11日目に琴奨菊が白鵬を破った。 それ以来、栃東以来10年ぶりの日本生まれ力士の優勝だ、との声が大きくなった。何年か前、日本に帰化した旭天鵬が優勝して以来、「日本人力士の」という言葉が「日本生まれの」…

初雪だ。

今朝起きたら、雨音がしている。が、窓の外を見ると雪が積もっている。昨夜半、雪が降ったらしい。暖冬といわれるこの冬、はたして雪は降るのかなと思っていたが、降ってくれた。 深沢七郎の『楢山節考』、「楢山まいり」を待つばあさん・おりんの心境であっ…

ーまぼろしの翼ー 島谷晃展(続き×3)。

10年ぐらい前になるのかなと思っていたが、調べてみると、ちょうど14年前となる。 2001年12月初めから2002年2月末にかけての3か月間、大規模な島谷晃展が伊東の池田20世紀美術館で催された。そのオープニングには、10人ばかりの仲間で駆…

ーまぼろしの翼ー 島谷晃展(続き×2)。

大学の講義と同じく1時間半に及んだ早見堯の講演の後、もうひとつの展示室へ入る。 麦藁帽子にドローイングの島谷のフクロウ帽子が迎えてくれる。 島谷晃、油彩画やアクリル画、水彩画、またオブジェやボード、銅版画や石版画、さらに幾つかのお寺の壁画や…

ーまぼろしの翼ー 島谷晃展(続き)。

茅ヶ崎市美術館での島谷晃展、2室の内まだ1室しか観ていない。 が、2時となった。2時からは、早見堯の講演会が行われる。 そちらへ。 小ぶりなレクチャールーム、50人ほどの聴衆でいっぱい。 左前の方では、島谷の≪カリブのたより≫帽子を被ったミロの…

ーまぼろしの翼ー 島谷晃展。

島谷晃が死んで、5年以上となる。 その島谷晃の画業を見渡せる素晴らしい展覧会が、今、茅ヶ崎市美術館で開かれている。昨日、学生時代の古い仲間大勢で観に行った。 茅ヶ崎美術館の掲示板。 ガラスの向こうで分かり難いが。 「−幻の翼ー 島谷晃展」看板。 …

year of the monkey 猿の楽園。

今年の干支は申。猿、おサルさんである。 year of the monkey、猿の年である。 本館2階の二つの特別室が、猿の楽園になっているようだ。 多くの人が猿の楽園に。 観音さまを挟み、左右に鶴と猿図の三幅対。 原本:牧渓、模写:横山大観の「観音猿鶴図」。 …

東博 今年の慶賀展示はこれっ(続き)。

東博の新年慶賀の展示、鷹もあれば茄子もある。しかし、めでたさと言えば何と言っても富士山である。 富士山ほど日本人から好かれる山はない。富士山に行ったことはない。ただ見たことがあるだけである。だから、曇っていたり雨であったりして、新幹線の中か…

東博 今年の慶賀展示はこれっ。

本館内へ入る。 この垂れ幕が迎えてくれる。 大階段を上る。 正面に見える生け花は・・・ 真生流家元・山根由美の作。 花は、松、梅、椿、木瓜、南天桐。 で、東博、今年の新年慶賀のお薦め展示はこれっ。 国宝室には、長谷川等伯筆≪松林図屏風≫。紙本墨画。…

鯔背な太鼓。

ここ3年、東博へ初詣に行っている。が、昨年は三が日が過ぎた後、獅子舞も和太鼓も見なかった。 この3日の和太鼓、鯔背な女太鼓であった。 一昨年の和太鼓は、秩父の高校生の秩父屋台囃子であった。それはそれで楽しませてもらった。 が、今年の和太鼓は、…

獅子舞。

一昨日、3日、東博へ行った。 東博への初詣、3度目となる。 東博正門前。 「博物館に初もうで」。東博名物、多くのチャリンコが停まっている。 正門前の今年の生け花。 昨年のものは、直線が強調されていたような覚えがある。それに比べ今年のものは、オー…

常世への依り代。

昨年末、河瀬和世さんから来たメールに写真が3点添付されていた。昨秋の奈良・五條での「はならあと」での作品写真。「遠方でしたので、せめて写真をご覧くださいませ」、と記されている。 奈良・五條、その地のHPにはこうある。 <五條は、古くから大阪…

孫と犬。

これも昨日の「長安一片月」と同じころのもの。載せよう載せようと思いながら機会を逸し、延び延びとなっていた。 孫娘、昨年春から幼稚園へ行っていて、拙宅へ来ることも少なくなったが、まだ時折来ている時。よく犬の真似をして遊んでいた。 幼稚園へ行き…

草野心平とシナリ・ラトゥ。

一年近く前の国立新美術館「日本書作院展」に、草野心平の詩を書いた作品があった。書家の名は、「参事・大賞選考委員」という肩書のついた杉浦太奎なる人。機会があれば載せよう、と思いながらずるずると延びていた。 草野心平、「長安一片月」。 西安で買…

美しい所作 祈り。

格闘技が好きで、ロクな番組のない大晦日に格闘技番組が組まれると嬉しくなる。 昨日は、フジのRIZINとTBSのKYOKUGEN、2局をあっちへ行ったりこっちへ来たりと、カードを見比べながら行き来していた。 一から十まで完全なものではないが、…