2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
MOT、2015年3月に開館20周年を迎える。 開館20周年記念、MOTコレクション特別企画の第一弾が催された。 「クロニクル1995−」、1995年以降の物語。 バブル崩壊後の影響がドンドン表われてきたこの1995年という年、1945年(昭…
このところのMOT、夏にはお子さま対象の企画を組んでいる。 今年の夏はこれ。 武藤亜希子作≪水の路 w+a+t+e+r+w+a+y≫。 <MOTがある木場・深川地域の特徴である「水路」をテーマに、水の流れをイメージした布製ブロックのインスタレー…
[宇宙×芸術]展、続ける。 看板の向こう、MOTのエントランスホールが続く。 小さなロケットがある。「すずかぜ」。 このようなロケット。 500kgf級エンジンは噴射していなかった。 月面セット≪地球光≫。 プロデュース:籠谷武/美術デザイン:稲村正…
来年度(2015年度)予算の概算要求が各省庁から出てきているが、今日の読売夕刊1面には、文科省の概算要求に関し、こういう記事が出ている。 <文部科学省は、地上や海上の物体を80センチ〜1メートルまで識別できる「先進光学衛星」を来年度から開発…
東京駅丸の内赤煉瓦駅舎の北口ドーム下、改札口のすぐ横に東京ステーションギャラリーの入口がある。 ジャン・フォートリエ、没後50年、日本初の大回顧展。100点近くのフォートリエの作品が並ぶ。 ”絵画なのか”って、まさしく、そう。 確か5〜60年前…
”水の国日本「水の祈り展」の隣りに、”にっぽんのこころミュージアム”と称する部屋があった。 「水の祈り展」と異なり、展示品、さまざまなモノが入り混じっている。 入っている人もいない。 ”にっぽんの心を伝える作品が集結”、と謳っているのであるが。 ≪…
38年前のことである。 流水紋作家・重富豪は、「時の流れる姿を見たい」と思い、窓外の川面が日差しをうけてきらきらと輝くのを見、「これだ!」と川面へと走ったそうである。 以来、<水と仲良くして、生まれたての水の姿、紋様を墨と和紙を使いつかまえ…
目白の椿山荘や信濃町の明治記念館へは行っているが、白金台の八芳園へは初めて行った。八芳園、格式ある結婚式場として知られるが、私の周り、ここで式を挙げた人はいなかった。八芳園、結婚式ばかりじゃなくさまざまな催しを行なっている。 ここでの催しに…
今は夏休みであるが、仕事の第一線を引いた後、近所の小さな大学へ通っている。もちろん、生徒・学生として。 さまざまなジイさん、バアさんと知り合う。皆さん、やる気まんまんだ。 昨日は、近場の授業で一緒であった二人の男とお茶会をした。 努力家で優等…
お富士さまの植木市にしろ四万六千日のほおずき市にしろ、浅草だー、下町だーって感じるのは、このような情景を見た時である。 白いダボシャツにステテコ、また、藍染めの腹掛股引。 鯔背・いなせだねー。 髪をキリリと引っ詰め、腹掛股引姿のこのお嬢ちゃん…
ブレーメンハウスの前には、青いプラスティックの盥が置かれている。 横の方には、「浅草発甘〜いフルーツほおずき」、とのコピー。 <霊峰白山のふもと 石徹白(いとしろ)の自然の恵み フルーツほおずき ひとえ姫>、との文言が見える。そのひとえ姫を使っ…
山宣・山本宣史、つき合いのいい男である。東京の西の外れ、とは言わないまでも、奥多摩に住まいしているのに、昨年同様、墨東の地・浅草へ出張ってきている。 7月中旬、山宣から案内ハガキを貰った第5回浅草界隈スケッチ展へ。 今年のギャラリー・ブレー…
銀座6丁目、松坂屋の解体はほぼ終わっているようだ。 その角を入り、昭和通りへの手前の画廊・GINZA A’sへ。ギャラリー アーチストスペース。 ギャラリーへ入る。 ”Five Artistst Exhibition”、とも謳っている。 右側の手前は…
昭和20年8月15日、「ポツダム宣言」を受諾する玉音放送が流れた。その日から69年が経つ。 今日の日本武道館。 NHKの画面。 内閣総理大臣・安倍晋三、昨年同様、第一次安倍内閣時とはかけ離れた式辞を述べた。 7年前の平成19年(2007年)の…
荻野美穂子クレパス画展の3週間ほど後、また奥野ビルの501号室を訪れた。 手動式のエレベーターに乗って。 エレベーターの中から。 501号室、Art Space RONDOの入口。 あちこち、みな擦り減っている。 実は、その3週間ほど前、ROND…
新象作家協会、昭和32年(1957年)、美術文化協会東京地区の会員を中心に創立とのこと。 東京都美術館での今年の新象展。第57回。 こういう企画展示があった。 「作品ができるまで・・・エスキースを拝見!」、というもの。これが見応えがあった。 …
日本の美術団体、長い歴史を持つところが多い。 10日ほど前、用があり二科の久保寺洋子と電話で話していたら、二科は今年だか来年だか創立100年を迎える、と話していた。 6月初旬、大調和展へ行った。 大調和会、二科会ほどではないが、その緒は昭和2…
銀座一丁目奥野ビル5階の一番端、501号室は、Art Spece RONDO。 覗いてみると、何なんだこれは・・・、面白そうな小さな絵が並んでいる。 荻野美穂子のクレパス画。 タイトルは、≪雨に歩けば≫。 Art Space RONDOの案内ハガキ…
一昨日の、銀座一丁目奥野ビルでの「BOLSOS CON DISENO ARTISTICO展」の案内ハガキの下半分は、これである。 奥野ビル5階、Y's ARTSでの「A.M.G.M.N.O.W.S.展」。 一体「A.M.G.・・・・・」って何なんだ。 Y's A…
8月9日。長崎原爆忌である。 日本列島へ台風が近寄っているというのに、今日の長崎、晴天であった。 NHKの中継画像、長崎へ原爆が投下された11時2分、黙祷。 長崎市長・田上富久、こう述べた後、「核戦争から未来を守る地域的な方法として、”非核兵…
5月末、銀座一丁目奥野ビル4F。小さな画廊、ギャラリー銀座一丁目へ。 アーティストが描いたバッグ展。犬飼三千子を含む12人のアーティストが参加している。 案内ハガキ。このハガキの上半分,白抜きとなっている部分がアーティストが描いたバッグ展の案…
5月中旬、新宿ヒルトン地下のヒルトピア・アートスクエアの真樹会展へ。 学生時代の仲間・後藤亮子の出品作を観るために。 後藤亮子の作品の前で何人か待ち合せる。 例年、7〜8人で行くことが多かったが、この日は忙しがっている者もいて5人。 後藤亮子…
8月6日である。 今年の広島原爆忌。 藤森俊希さん、国内ばかりじゃなく海外の人たち、外国の為政者たちにも原爆の惨禍を語り続けている。 1945年8月6日、あの日の状況を語り続けなければならない、と。藤森さん、あの日を体験した最後の世代である。…
犬飼三千子のフェルメールもビックリ展の少し後、山本宣史の日本表現派の東京の会員展があった。 日本表現派の全国展は都美術館で催されるが、東京地方の会員の展覧会はいつも大崎ニューシティのO美術館。 千葉県に住まいする私、大崎に限らず、駅から歩道…
バルチュスは20世紀の巨匠であるが、古来何世紀にも亘り巨匠であり続けているアーティストがいる。 レオナルドやミケランジェロやデューラーやレンブラント、といったとてつもない人たち。フェルメールもそのような人たちのひとり。いや、フェルメールの巨…
20世紀最後の巨匠と言われるバルチュスが死んで10年以上となる。正確に言えば、13年半が経つ。 ふた月少し前の東京都美術館。 没後初の大回顧展。国内最大規模、とも。確かにそうである。私が知る限り画期的なバルチュス展である。 20年ぐらい前であ…
明日香の地が好きで、何度か訪れた。 囲いの中の小さな円墳・高松塚古墳も見に行った。高松塚古墳自体は、外から見るだけだが、すぐ側に高松塚壁画館がある。高松塚古墳の内部を再現していて、とても興味深いものである。高松塚古墳、7世紀末から8世紀初め…
<今年は、日本に禅宗(臨済宗)を広め、京都最古の禅寺「建仁寺」を開創した栄西禅師の800年遠忌にあたります>、ということだそうである。同展パンフにそうある。 栄西(”ようさい”とルビがふってあるが、”えいさい”と読んでも間違いではないそうだ)、…