2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

パリ16区 一夜限りのインスタレーション。

夏の終わりのころ、河瀬和世さんから手紙をいただいた。 中に、パリ市主催の”NUIT BLANCHE”に参加することになった、ということも記されている。<パリ市全体でのイベントで、私は16区の教会で一夜限りの映像とのコラボを行ないます>、とも。 …

一ノ瀬智恵乎の図録。

半月ほど前、銀座6丁目のギャラリー暁での関東新象展を見て辞する時、階段のそばで見覚えのある人と行きあった。「○○さん」、と声をかけた。周りにいた人が、「いえ、一ノ瀬さんです」、と言う。私が間違えていた。一ノ瀬さんは、「あらっ」と言って私の名…

訂正とお詫び。

昨日のブログ「ニューヨークの秋 追想のロバート・ストーンと島谷晃展」の中の一部に誤りがあった。 私は、こう記した。 <KIYA 1884と見える。KIYA、木屋であり日本橋の刃物、包丁の老舗である。>、と。 今、メールを開いたら、木ノ葉画廊の葉…

ニューヨークの秋 追想のロバート・ストーンと島谷晃展。

島谷晃が死んで6年半近くとなる。島谷晃、あちこちに行っていたが、ニューヨークにいる時にロバート・ストーンと知り合っているそうだ。 神田の木ノ葉画廊で、今、「Autumn in New York ニューヨークの秋」展が催されている。 その案内ハガ…

歌田眞介講演会。

60周年を迎えた日本表現派、記念の講演会を催した。 講師は藝大名誉教授・歌田眞介。演題は「手製画布を使用した画家 藤田嗣二・佐伯祐三・北川民治」。 あらかじめ山宣から案内状をもらっていた。楽しみにしていた。が、あまりにもマニアックなものであっ…

第60回記念 日本表現派展。

日本表現派、1958年(昭和33年)の創立だそうだ。で、今年、第60回の記念展。 同人の山宣、いつから関わっていたのかを訊いたことはないが、おそらく日本表現派の半分ほどの歴史に関わっていたのではなかろうか。一般の公募から始め、準同人、同人と…

日本版画協会 第84回版画展。

世の中、「オレが、俺が」と言うヤツが多いのに、この男は慎み深い。 今年も日本版画協会の版画展に入ったのに、私たち仲間にそのことを知らせない。偉ぶらないんだ。「私の作品なんか」、と言って。小澤潔の版画展への入選、アサビの吉岡(早見堯)からのメ…

関東新象展 2016。

銀座中央通りから昭和通りの間には画廊、ギャラリーが多い。この間、細い道を入れて4、5本の通りがある。 京橋のあたりから銀座1丁目、2丁目、3丁目、4丁目ときて8丁目まで。そのそれぞれに画廊があり、ギャラリーがある。 ギャラリー暁、銀座6丁目…

早大美研OB(アマトゥル)展。

私たちのグループは1年半に1回だが、先輩方のグループは毎年開催している。80を超えられた方が多いと思われるが、お元気である。 先輩方のグループ展の会場は、いつも京橋のギャラリーくぼた。 世話役の高橋さんからのハガキには、オープニングに来てく…

Bar十月 犬飼三千子展。

犬飼三千子からハガキが来た。 毎年恒例、Bar十月での犬飼展の案内。 Bar十月、新宿ゴールデン街。 Bar十月へ行く前に歌舞伎町の居酒屋で下ごしらえをした。「速い、美味い、安い」の清龍で。 9月も下旬、陽は短くなった。6時半過ぎだというのに…

先鋭新象作家展。

夏前、気仙沼へ送る新象展の鯉のぼりのところで会った安藤イクオさんから案内をもらった。 夏の終わりのグループ展。 画廊るたん、銀座6丁目、松坂屋の裏、昭和通りの近く。 安藤さんはいなかった。「つい先ほど帰られました」、と画廊の人。 が、安藤さん…

現代美術の視点展。

「現代美術の視点」、大上段に振りかぶったタイトルである。が、それだけのことはある。全国から、長いキャリアを持つ実力派の作家が集まっている。 地球堂ギャラリー、銀座8丁目。 地球堂ギャラリーでの「現代美術の視点展」へ、全国各地からさまざまなキ…

野菜展 2016。

8月下旬、吾妻橋を渡りギャラリー・アビアントへ。 野菜展 2016。 ギャラリ−内、このパネルには河瀬さんの作品が3点。 河瀬さん、昨年の野菜展には、赤ピーマン、トウモロコシ、それに葱ぼうずの野菜3点を出していた。 今年は、この3点である。 河瀬…

古代ギリシャ展。

古代ギリシャ、紀元前7000年ぐらいの新石器時代から始まっているそうだ。が、通常は紀元前3000年〜紀元前1000年ぐらいのミノス文明あたりから、というのが一般的。 エーゲ海に浮かんだクレタ島に花開いた海洋文明である。だから、クレタ文明とも…

びわ湖長浜 KANNON HOUSE。

何日か前の、藝大での「観音の里の祈りとくらし展」に続けて記すつもりでいたが、東工大の先生がノーベル賞を取ったり、シーテックへ行ったりとしていたので、間があいた。 その観音の里・長浜市が、東京上野に情報発信の拠点を設けているんだ。この春から。…

シーテック 2016 (TOYOTA)。

自動車を何で走らせるか。まだまだガソリンが主流である。しかし、その内には次のフェーズへ移らざるを得なくなる。さしあたりは電気。 地球にやさしい電気自動車、各社がしのぎを削っている。しかし、まだまだ高い。 テスラの電気自動車が羽を広げている。 …

シーテック 2016 (VR)。

シーテック、今までは家電見本市といったイメージであった。 しかし、2年ぶりに行ったそれは全く姿を変えていた。CPSであり、IoTであった。AIであり、VRであった。 得難いVR体験をした。 TE Connectivityのブース。 TEコネクテ…

シーテック 2016。

初めてCEATEC(シーテック)へ行ったのは、7、8年前か8、9年前か。その折り、村田製作所のロボット・セイサク君に会った。 その後、6年前の2010年に行った。セイサク君、自転車に乗っていた。セイサク君のガールフレンド・セイコちゃんが現れ…

今年の受賞は殊の外うれしい。

カミさんは孫のところへ行っている。私は座いすに座っている。夕刻から飲んだ缶ビール2本でうつらうつら。 と、何か音がした気配がする。ついているテレビの音が大きくなったようだ。 ついているNHKの画面に、速報が流れている。 ノーベル賞を取ったらし…

観音の里の祈りとくらし展。

サブタイトルは、「びわ湖・長浜のホトケたち」。 びわ湖・長浜、湖北であり奥びわ湖でもある。多くのお寺が散在し、多くの仏さまがおわします。一度湖西から湖北にかけて巡りたいもの、と思いながら叶わなかった。もう随分前から車の運転をやめたのが大きい…

風天句と浅丘ルリ子。

渥美清が死んで20年となる。で、NHK、渥美清がらみの番組を幾つも組んだ模様。 たまたま二つ見た。7月末と9月初めに。同じ番組であった。いずれも偶然。ついていたテレビから俳句を読む吉永小百合の声で気がついた。だから、二度とも見たのは途中から…