2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ノンビリ(続き)。

樹木希林と尾久彰三の気楽な二人旅、佐渡のあとは金沢へ寄ったり、大阪へ行ったりし、最後は京都へ行く。 オイオイ、ノーテンキでノンビリとしている連中のこと、まだ続くのかよ、とお思いの方もおいででしょうが、そうなのです。あの二人の珍道中、4日間連…

ノンビリ。

樹木希林と尾久彰三の二人旅を追った、2〜3週間前のNHKの番組、あちこちで行き会う人、面白い人が多い。 一昨日載せた佐渡のオヤジさんも、ノンビリとしていていいねー、という人だった。店番は、カミさんに任せ、自分は、穴を開けた醤油樽の中で一杯や…

予想外れた。

第一回目の投票での野田佳彦の得票、三桁に乗せたのには、意外な感じがした。 復興にしろ何にしろ、日本という国を考えた場合、避けては通れない財政規律の問題に、まともなことを言っていたのは、野田佳彦ひとり。あとの皆さんは、腰が引けていたり逆行であ…

心安らぐ人たち。

新聞にしろ何にしろ、面白くない顔ばかり出てくるな、と思っていたら、面白い人たちのことを思い出した。 2〜3週間前NHKでやっていた樹木希林と尾久彰三の珍道中。この二人の掛け合いも面白かったが、行く先々で会う人も皆面白い人たちばかり。ノンビリ…

主役。

党員資格停止処分を受けているということは、党内での被選挙権もないし選挙権もないことだ、ということ、つい忘れてしまう。 それ以前に、党員でもないのだろう。それとも、党員ではあるのかな。いや、資格停止だから、そんなことはない。 しかし、今回の主…

退場。

死に体であった菅直人、今日、正式に退陣を表明した。退場だ。 薬害エイズで国の責任を認めたり、O157でカイワレを食っていたころが、華であった。大震災、かてて加えて原発事故、という未曾有の大事に対応するには、器が小さすぎた。 もっとも、あの事…

浮世離れ。

現実には、そんなことを言ってる場合じゃないのだが、どこか可笑しなことがある。その行動、どこか浮世離れしているな、ということが。 例えば、昨日、トリポリが完全に陥落し、その内に見つかるだろうカダフィは、外国へ行く時には、テントを持参していた。…

一に頭、・・・・・。

今日、トリポリが、完全に陥落した。 カダフィの所在こそ不明だが、リビア、完全に反体制派の手に落ちた。半年余の戦闘、ここ一両日で、急転直下の解決をみた。 カダフィ派の拠点への空爆こそ、NATOのヨーロッパ諸国軍に任せていたが、米軍機による上空…

リビア 最終章。

昨日、リビア情勢、一挙に動いた。 反カダフィ派軍、トリポリ市内の9割を制圧した。残るは、カダフィが立て籠っているバーブ・アジジヤ地区のみ。数キロ四方の地域だそうだから、そう時間を要せずに落ちるだろう。 チュニジアに始まった中東の反独裁民主化…

時の流れ。

暫く前に誘われていたのだが、会う場所が急に変更になった。9月いっぱいで閉めるという店があるので、そこで是非、と。 その店に初めて行ったのは、40年にはならないが、37〜8年前にはなる。歌舞伎町のビルの地下にあった。クラブではないが、スナック…

虫の音。

窓外、終日、細雨。 夕刻、止む。途端に蝉噪しきり。虫の音混じる。時に、蝉の声途絶え、虫の音のみが聴こえる。コオロギか、キリギリスか、バッタかは知らず。 8月も下旬。秋近し。

急に涼しく。

昨日から急に涼しくなった。昨日は、雨も降った。夏は、去ったのか。 この夏は、熱中症もどきにもなり、ほとんど外へは出なかった。それでも、日本の夏は、やはり、暑くなくっちゃ、と考える。家の中に居り、窓ガラスを通して外を見て、暑そうだな、と思って…

研究論文と非研究雑考。

第二次世界大戦、太平洋戦争、大東亜戦争、何と呼ぼうと、それにまつわる書籍は多い。 今年刊行された鈴木多聞著『「終戦」の政治史 1943−1945』(2011年、東京大学出版会刊)は、研究書。著者の博士論文に、加筆、補正したものだ。 著者である…

文言(続き)。

ポツダム宣言受諾の最初のご聖断が下されたのは、8月10日の午前2時ごろまでかかった御前会議の場。陪席していた内閣書記官長の迫水久常、官邸に戻るや、すぐに「終戦の詔書」の草案づくりに入る。まだ日は昇っていなかった、という。 その後、14日の御…

文言。

ポツダム宣言受諾の最初のご聖断が下ったのは、昭和20年8月9日の御前会議。 首相、外相、陸相、海相、参謀総長、軍令部総長、この6人の最高戦争指導会議構成員と、枢密院議長が参列。他に陪席者5名。机上には、国体護持のみを条件とした、外相・東郷茂…

8月15日正午(続き)。

ところで、昨日の正午、テレビ画面に向かい黙祷をした後、野坂昭如の『「終戦日記」を読む』の文庫本を読んだ。昨日、記した通りだ。 ところが、途中で、これ以前に読んだな、と感じた。いつだったか、野坂昭如がテレビで話していたヤツだ、と。何年前だった…

8月15日正午。

今日、8月15日。武道館よりのNHK中継に合わせ、正午、黙祷。 壇中央へ歩まれ、静止された今上天皇の後姿、やや左側に傾かれているように見えた。お年を召されたな、と感じられた。 今上天皇には、百歳の長寿を全うしていただきたい、と願っている。戦…

大仏さまの世界。

お盆。 仕事をしている時には、お盆、夏休みが楽しみだった。何処かへ行っていた。少しばかりのことで熱中症もどきになってしまう今は、何処へも行かない。家の中でじっとしている。お盆だなあー、とただ思いながら。 で、ふた月近く前に観た大仏さまの映画…

救われるねー。

あちこちの町から、本屋の姿が消えて久しい。豆腐屋もなくなった。銭湯もなくなった。 本屋は、ショッピングモールの大型書店に駆逐され、豆腐は、スーパーで買うものになり、銭湯は、そのもの自体需要がない。 映画館も同じ。町中から消えた。映画は、大き…

おひねりっー。

南アルプスの麓にある長野県大鹿村、世帯数541、人口1181人、という小さな村だ。 北海道の美瑛町や岐阜の白川村などとの「日本で最も美しい村連合」の創設メンバーのひとつでもある。しかし、何よりの自慢は、歌舞伎。村役場の前には、”歌舞伎の里”と…

姥は、したたか。

男より女が強いこと、何もサッカーに限らない。元始より変わらぬ摂理だ。姥ともなれば、まして、したたか。 『デンデラ』、原作は佐藤友哉、脚色、監督は天願大介。棄老伝説の一範疇か。 佐藤友哉という人、初めて知った。もちろん、読んだことはない。若い…

ボスと駒。

日常を離れ、幾つかの映画のことを書く。 ふた月近く前に観たものだが、今日はこれ。 『ブラックスワン』、今年上半期で、最も話題を呼んだ作品ではなかったか。 監督は、ダーレン・アロノフスキー。前作『レスラー』同様、濃い映像。 「世界中の映画祭を席…

8月9日。

長崎原爆忌。 66年前の今日、アメリカの爆撃機・ボックスカー、長崎へ原爆・ファットマン投下。広島は、ウラン原爆。長崎は、プルトニウム原爆。プルトニウムの方が、威力は強い。 11時2分、NHK長崎からの中継画面へ向け黙祷する。 3日前、6日のN…

我慢するのも、もののあわれ。

週明けの市場、アジア、ヨーロッパ、そして最後に開いたニューヨーク、軒並み大幅下落。 日経平均202円安、先ほどのニューヨークダウ一時380ドル安。為替も77円台後半へと円高進む。株価下落、無職の男にはいささか困ることもあるのだが、仕方ない。…

格付け会社。

週末、スタンダード・アンド・プアーズが米国債の格付けを引き下げた。AAAからAA+へ。つい先日、ムーディーズとフィッチは、トリプルAに据え置いたのだが。 米国債の格下げは、初めてのこと。何でも一番が当然、と考えてきたアメリカの威信傷ついた。…

8月6日。

広島に原爆が投下されて66年。この日は、早く起きる。 8時15分、NHKの中継に合わせ黙祷。おそらく、今上天皇も。 夜、NHKの広島がらみの番組、幾つか観る。 「活かされなかった極秘情報」では、陸軍特種情報部が、事前に、米軍の特殊任務をおびて…

円高ねー。

ドル円相場77円を切り、昨日、野田佳彦が打った市場介入、一日を経ずして円高に戻している。 一時は、3円以上も円安に振れたので、いったい幾らドルを買ったのだ、と思っていた。兆の単位だな、とは思ったが、どうも4.5兆円を投入したようだ。過去最高…

戦力外通告。

サッカー元日本代表の松田直樹が死んだ。 テストマッチにはシャカリキになるが、普段はJリーグのゲームを見ない。だから、松田直樹と言われても、すぐには解からなかったが、写真を見て思い出した。日韓W杯、トルシエジャパンの時のディフェンダーだ。宮本…

よかったネ。

日本サッカー協会は、今日の理事会で、W杯で優勝したなでしこジャパンの選手21人に、ひとり当たり500万円の特別ボーナスを支給することに決めたそうだ。 なでしこの皆さん、よかったネ。 まったく知らなかったが、日本サッカー協会の規定では、W杯に…

国民栄誉賞。

なでしこジャパンに国民栄誉賞が授与されることが決まった。 官房長官の枝野幸男、「国民に感動と、困難に立ち向かう勇気を与える顕著な業績があった」、とその理由を述べる。 澤穂希は、「びっくりすると共に、大変光栄に思っております」、と話し、監督の…