よかったネ。

日本サッカー協会は、今日の理事会で、W杯で優勝したなでしこジャパンの選手21人に、ひとり当たり500万円の特別ボーナスを支給することに決めたそうだ。
なでしこの皆さん、よかったネ。
まったく知らなかったが、日本サッカー協会の規定では、W杯に優勝した時の報奨金は、男子の場合は、ひとり当たり5000万、女子の場合は、150万ということになっているそうだ。
ウーン、いかに何でもそりゃないだろう、というバランスの悪さ。女子サッカーは商売にならない、ということだろうが、それにしてもなー。
監督の佐々木則夫の特別ボーナスは400万。協会との契約の裏がさまざまあるようだが、そんなものがあろうとも、監督には、せめてキリのいい1000万程度を出さなきゃ。
それにしても、なでしこジャパン、純粋プロは8人しかいないらしい。あの澤穂希は、もちろんプロ契約をしているが、その澤にしろ年俸360万だという。何ということ、ああ。あとの選手は、昼はパートなどで月収10万程度を稼ぎ、夜に練習をしている、という。
この人たちが、背中に日ノ丸を背負って戦っていたのだ。そして、福島の年に、伝説を作ってくれた。夢を見せてくれた。幾重にも、ありがとさんよ、だ。
このような、なでしこジャパンの皆さんにとっては、国民栄誉賞の賞状よりも、500万の現ナマの方がありがたく、また、嬉しかろう。
ホントに、よかったネ。