A.M.G.M.N.O.W.S.展。

一昨日の、銀座一丁目奥野ビルでの「BOLSOS CON DISENO ARTISTICO展」の案内ハガキの下半分は、これである。

奥野ビル5階、Y's ARTSでの「A.M.G.M.N.O.W.S.展」。
一体「A.M.G.・・・・・」って何なんだ。
Y's ARTSへ行くと、作家がいた。「これはねー、こういうことなの」、と教えてくれた。
「相本 みちる が また 何か おもしろいこと を してる 展覧会」。それぞれの頭文字のイニシャルを並べたそうだ。
面白いことを考える人だ。写真を撮ってもいい、という。
ギャラリーの中へ入ろうとすると、「ちょっと待って、外側の柵越しからも面白いですよ」、とのこと。

で、まず外側から中を見る。

鉄の柵越しに、もうひとショット。

”軍手による石膏像”、と謳っている。
白い軍手を貼り合わせて石膏像を造っている。

≪セレネの馬(中)≫。

≪ミケランジェロ≫。
確かにミケランジェロだ。よくその特徴を捉えている。

≪セレネの馬(大)≫。
”セレネの馬”、パルテノン神殿の破風彫刻の一部だそうだ。

≪マルス≫。ローマ神話の軍神。
相本さんに、ひとつの作品を造るのにどのぐらいの軍手を使うのか、と訊いてみた。確か、中くらいのもので40〜50枚と言っていた。大きな作品なら、はるかに多く。
相本みちるさん、とてもパワフルな女性である。「美術屋アートオフィス」という組織を立ち上げているそうだ。
実は、一昨日の「BOLSOS CON DISENO ARTISTICO展」も、彼女の仕掛けであるようなんだ。バッグデザイナー・MAYUMIと12人のアーティストとのコラボ。
障害を持つ人と美術、ということにも関わっているようだ。
犬飼三千子の友だちであるらしい。犬飼もそうであるが、ともかく創造する女性はパワフル。