6年近く前になるが、その人のことを記したことがある。 自転車で転んだお年寄りを助け起こそうとして、その人も転んでしまった。頑丈な身体を持つ人であったが、その人も70代後半であった。不運なことに首の後ろを打ち、首から下が機能しなくなった。さま…
ホントによかった。 以前から記しているように私は御嶽海のフアンであるが、今日ばかりは「御嶽海、今日は照ノ富士に勝たせてやれ」、と思っていた。ンッ、こんなこと書くとまずいかな。昔の片八百長を思い起こさせて。 現実は、そんな余計なことなど何も必…
コロナがどうなろうと驚かないが、今日の照強には驚いた。 今日、8月1日は照強記念日だ。正直に言えば、今日は照ノ富士の日になるなと思っていたのだけれど。 その照ノ富士の今日の場所入り。それにしてもその着物の色調、なんて鮮やかなんだ。 代赭色だ。…
今日の土俵、このようなものが回った。 一瞬、見慣れない懸賞だなと思った。が、そうではなかった。 <手洗いマスクの徹底>,<NO! 3密>、<距離を保とう>、<感染しない させない>、あともう一本あった。東京都と相撲協会とのコラボらしい。今日か…
白鵬、今日も敗れた。一歩後退だ。 照ノ富士と朝乃山は1敗堅持。明日この両者の直接対決の割りが組まれた。 今年初場所は、幕尻の徳勝龍があれよあれよという間に平幕優勝を果たした。今場所も照ノ富士の幕尻優勝はあり得る。あり得るどころか、十分あり得…
大相撲7月場所、昨日までただひとり全勝の白鵬が敗れた。11日目を終わり、これで1敗が3人となった。 そのひとりが、大関から序二段まで落ちながら這いあがってきた照ノ富士。今日の相手は、これまた元大関の栃ノ心。 二人の元大関、共に腕力自慢。 照ノ…
安倍晋三がほとんど表に出てこなくなった。 何日か前、立憲民主の枝野だっかか安住だっかかが、新型コロナウイルスの感染拡大について首相は語るべきだ、と言っていたが相手にしなかった。 昨日だったか一昨日だったかのぶら下がりで、総理としてのキチンと…
今日、山本寛斎が21日に死んだことが報じられた。享年76。 急性骨髄性白血病と闘っていたそうだ。知らなかった。 森英恵などの世代は別にして、パリコレへまず打って出たのは高田賢三であった。今から50年前となる。そのブランド名がジャングル・ジャ…
おそらく、最後にクリックミスをしたのだと思う。 一昨日のブログ、文言が消えてしまった。 昨日、手入れをしようと思ったが、いったん打ち、なくなったものを打ち直すのは気がめいる。面倒にもなる。しかし、このままほっておくのも片腹痛い。で、今日何と…
大相撲7月場所の序盤、5日目までが終わった。 今場所、何と大関から序二段にまで落ちた照ノ富士が、幕内に帰ってきた。
大相撲の7月場所が始まった。 7月は本来なら名古屋であるが、新型コロナの影響で東京で。名古屋場所では、連日粋な着物姿で桟敷席に座る、おそらく粋筋のあの女性の姿は見られなくなったが。まあ、仕方ない。 東京では無観客でとしていたが、国技館に定員…
このところ映画を見に行っている。東京へは出ないので、ほとんどキネ旬の同じ映画館。 映画館はひと月ほど前に再開されたが、その前3、4か月間閉めていたので、その間の作品を次々とかける。特にキネ旬では。忙しい。 週に2度ほど映画館に行っている。別…
ヒリヒリと心が痛む〚レ・ミゼラブル〛、今のフランスの貧困が根底にある人種問題の現実。しかし、やりきれない。 で、これもフランスの人種問題という作品を。荒っぽい言葉が飛び交うのだが、こちらは心にゆとりがある。思うに、根の部分に貧困の問題がない…
これは荒唐無稽なアメコミの世界とは異なり、今現実の物語である。 一昨年、2018年、フランスはサッカーW杯の二度目の優勝に沸いていた。パリ、凱旋門へのシャンゼリゼもトリコロールの旗で埋めつくされた。 しかし、<”悲劇(レ・ミゼラブル)”は終わ…
日本のマンガのこともよく知らない。ましてやアメリカンコミックスのことなど、からきし知らない。 この映画もそのようなアメリカンコミックス繋がりの作品らしい。 <”スーパーヒーロー”は、実在するか?>、とある。 何のことか? 前段がある。 20年ほど…
オリエント急行、イスタンブールからパリ、ロンドンへ走っていた。イスタンブールはオリエント。 西側ヨーロッパの世界から見れば、イスタンブールはやはりオリエント。極東に住む私たちから言えば、イスタンブールは東西の交差点である、というのが妥当なと…
ボーとしていると、何ごとにつけ忘れることが出てくる。昨日もそうであった。遅く帰ってきて、ボーとした頭でキーを打っていた。 実は、暫らく前、ラジ・リの問題作『レ・ミゼラブル』を観た。今現在のフランスの胸を締めつけられる人種問題。やりきれない。…
アメリカの労働組合のことを聞かなくなって久しい。特に今、ラストベルトの労働者たちは、トランプにしがみついている。下層と言える白人労働者が、金がすべてのトランプに。トランプが雇用を守ってくれる、トランプこそが雇用を創出してくれる、と。 労働組…
ロシアにはハニートラップを武器とする女スパイが多いらしい。リュック・ベッソンが創りだした女スパイは、美貌のみでなくめっぽう腕が立つ。武闘派である。 1990年のモスクワ、街中でマトリューシカを売っていた若い女・アナは、モデルにと声をかけられ…
南北朝鮮のスパイ戦も死を賭けたもの、一瞬たりとも気が抜けないものである。が、スパイ、諜報戦とならば、やはり何と言っても米ソ、米ロ間の諜報戦である。CIAとKGBの。 スパイの世界ってこれほどまでに凄まじいんだ。命が幾つあっても収まらない。い…
75年前、日本の支配から解放された朝鮮、1950年から3年に亘る南北交戦の後も、角突きあっている。70年近く戦争は終わっていない。休戦であるにすぎないんだから。 この1、2か月間には、北の金正恩、与正兄妹が手分けして、文在寅に対し突っ張って…
2008年11月26日夜、インドの大都市ムンバイはイスラム過激派による同時多発テロに襲われた。 タージマハル・ホテルとオベロイ・トライデント・ホテルという二つの5つ星ホテルやターミナル駅、外国人の利用が多いレストラン、その他10か所が襲われ…
イーストウッド、ウディ・アレン、タランティーノ、新作の公開が待ち遠しいなという監督は何人かいる。面白いんだ、彼らの作品。 それでも見逃すのが出てくるようになった。だんだん出かけるのが面倒だな、と思うことが多くなってきたためだ。だから、見に行…
今ロシアでは、憲法改正の是非を問う国民投票が行われている。投票最終日は7月1日であるが、今日まで4日間の途中集計では、賛成が76%を占めている。 ロシアのことなどそれがどうしたであるが、それがそれがどうしたでは済まない投票である。 現在4期…
この男、ウィンストン・チャーチルはすこぶるつきの面白い人物。 ウィンストン・チャーチル、暫らく前に記した『女王陛下のお気に入り』の18世紀イギリス女王・アンのレスビアン相手、マールバラ公爵夫人のレディ・サラの後裔。当然のこと、貴族の生まれで…
日が没する所はないと言われた大英帝国、それを成したのはヴィクトリア女王。 男といわず女といわず乱倫が常態かと思われる歴代イギリス王室の中、ヴィクトリアは人倫に悖ることはしなかった。伯父伯母など周りの王族の乱れた行いに、母親が厳しく育てたため…
16世紀のスコットランド女王・メアリーとイングランド女王・エリザベスから時代が下った18世紀のイングランド王室、時の女王はアン。 アン女王、断頭台の露と消えたスコットランド女王・メアリーと種をもらったヘンリーとの間のジェームズ1世の後裔であ…
UK・連合王国と言われる国・イギリス、ウェールズはイングランドが併合したもの、後に南部が独立するアイルランドもそう、が、残るひとつスコットランドとイングランドとの間柄はそうではない。少しややこしい。スコットランドでは、今でもUK・連合王国…
3日前、映画に行った。『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』。その何日か前と同じく観客は3人であった。2日前にも映画を見に行った。リュック・ベッソンの『アナ』。この春に封切り予定であったが、新型コロナで封切が今月にずれこんだもの。ウィークデ…
自称、他称を問わず、天才と言われる人はいる。オレたちとは違うな、やはり、といった人がいる。 そのような人が107人出てくるのだが、皆さん案外まともなこと、当たり前のことを言っている。天才の頭の中も、オレたちの頭の中とさほど変わらないじゃない…