仁和寺。

京都は、寺社の多い観光地である。だから、あちこちの寺社へのバス、四通八達している。3回乗ればお釣りがくる、という1日パスは500円。市バスの宣伝文句の通り、とてもおトクだ。
前日も、京都駅前から高麗美術館、そこから賀茂別雷神社、駅前へ戻り、夜には、四条河原町へ行き、また戻ってきた。都合5回も乗っている。バス代、半分以下である。この日も、市バスの1日パスを買った。
駅前から龍安寺へ行った。龍安寺の3つ先が御室仁和寺である。寺社で持っているところもある千年の都・京都、バスの便は、まあいい。市バスで仁和寺へ向かう。

御室仁和寺でバスを降りると、すぐ前にはこの二王門。
その高さ、18.7メートル、入母屋造りの巨大な門。

右手の仁王、阿形。

左手の仁王、吽形。

総本山 仁和寺全景の看板。
中央手前が二王門。その左手一帯が回廊で結ばれた御殿である。中央上の方は、金堂などの伽藍や五重塔などが立ち並ぶ一帯。

仁和寺、皇室との結びつきが強いお寺である。
御殿入口。このカーヴ、お寺らしくないでしょうが。そうなんです。

仁和寺、こういうお寺なのです。
光って読みづらいところもあるが、何とか読めるのでは。

上の略記にもある通り、仁和寺、御室流華道の家元でもある。

白書院の一室。

黒書院への回廊。

これも、白書院から黒書院への回廊。

これも。
御殿の一画、館と館をこういう回廊が結ぶ。だから、お寺というより、御殿。

黒書院の一室。

進むと、回廊、廊下に、このようなものがある。

その廊下の先には、その霊明殿が見える。

少しだけ開いている扉の間から、霊明殿の中を見る。菊の御紋章が付いている。
霊明殿、御殿の中で唯一の仏堂で、仁和寺歴代の門跡の位牌をおまつりしている、という。
眠くなった。続きは、明日とする。