バイデン就任式 まともな国になったな。
トランプは去った。また戻ってくるなんて言っていたらしいが、そんなことを許しちゃいけない。きっちりと弾劾しないと。
もとよりどうしてあんな嘘ばかりつく男をアメリカの大統領にしたのか不思議であるが、今となっては過ぎたこと。上院での弾劾裁判にアメリカの良識がかかっている。
ワシントン時間20日午前11時、日本時間今日午前1時から、アメリカ第46代大統領、ジョー・バイデンの大統領就任式が行われた。
NHKはABCの特番を中継した。
アメリカ連邦議会議事堂。
つい先日、トランプが煽りその支持者が乱入した議事堂だ。
アフリカ系、アジア系、そして何より女性初の副大統領、カマラ・ハリスがご亭主であるセカンドジェントルマンと共に登場。
ジョー・バイデンとジル夫人が。
厳戒態勢のワシントン、議事堂前には観客はいない。星条旗のみ翻る。
バラク・オバマとミシェル夫人。
クリントンとブッシュ。
歴代大統領が参列。カーターは存命だがワシントンまで来ることは厳しいらしい。電話で話した、とバイデンは語る。
今日の議事堂前。
大きな真っ赤なスカートをはいたレディー・ガガが登場した。
Oh、say can you see、by the dawn’s early light
レディー・ガガ、アメリカ国歌を熱唱する。
実は、このアメリカ国歌を聴くと感情が高ぶる。どうして日本人である私がアメリカの国歌を聴いて胸がグッとくるのだと思うが、不思議なことにどうしてもそうなる。
副大統領、カマラ・ハリスの宣誓。
ジェニファー・ロペスが登場、”THIS LAND IS YOUR LAND”を歌う。
From California To The New York Island
From The Redwood Forest、To The Gulf Stream Waters、
This Land Was Made For You and Me。
西海岸から東海岸まで。太平洋岸から大西洋岸まで、アメリカは広い。
バイデン、大きな聖書に手を置き宣誓する。
そして演説。
UNITY、結束を呼びかける。
ガース・ブルックスによる”アメイジング・グレイス”。
胸に響く。
若い詩人による詩の朗読。
バイデンの故郷・デラウェアから来たベテル・アフリカン・メソジスト教会の牧師の挨拶。
バイデンの友人だそうだ。
就任式は終わった。
皆さんあちこちで挨拶を交わしている。
バラク・オバマとレディー・ガガも。
無作法なトランプは参列しなかったが、副大統領のペンスは出席した。ペンス、存在感を示していた。
ハリス夫妻とペンス夫妻の新旧副大統領夫妻、言葉を交わす。
新しい副大統領、ハリス夫妻、階段下の車で立ち去るペンス夫妻を見送る。
本来は、新大統領が前大統領を見送るのであるが。トランプはフロリダへ行ってしまっている。クソ食らえだ。
バイデン就任式、異常状態の中でのものであったが、とても感銘深いものであった。
バイデン、トランプが脱退したパリ協定やWHOへの復帰への大統領令に早速署名した。
アメリカ、4年ぶりにまともな国になったな。