漆黒ジャージーの天理、強かった。
漆黒のジャージーの天理、やはり強かった。ついに大学選手権で優勝した。
今年はこうなるのじゃないかと思っていた。このところの天理、強い。特に今年の天理は強い。
天理、悲願の初優勝。そして1982年から84年にかけて3連覇した同志社以来、37期ぶりの関西の大学の全国制覇が成るのでは。その確率は高い、と。
天理、正月2日の準決勝で、関東対抗戦1位の明治を大差で下した。やはり2日の準決勝で、帝京を振りきった関東対抗戦2位の早稲田との決勝戦。
早稲田は連覇がかかる。しかし、客観的に見て、今年の天理では4分6で分が悪かろうと考えていた。やはり、そうなった。
前半2分過ぎ、天理、早稲田ゴール前に攻めこむ。
早稲田ゴール前の攻防は、明治や慶應との激闘で見慣れたもの。私が痺れる早稲田ラグビーの見せ場である。が、明治や慶應に較べ天理の切りこみは鋭い。
この後すぐトライをあげられた。この12番のセンター・市川敬太に。
この天理のセンターの市川には、今日のゲーム前後半で合計4トライを許した。瞬発力が凄い。
ゴールも決まり、天理7-早稲田0。
その後も天理の攻撃は続く。
早稲田、準決勝の明治と同じ状況となるのか。
天理には外国人留学生が5人いる。
フィジーやトンガといったラグビー強国からの。彼らの突破力は凄まじい。
前半16分過ぎ、早稲田攻めている。モールを組み押していた。
前半26分過ぎ、天理が1PGを決め、早稲田も1トライ、1ゴールを決めている。
前半40分が過ぎ、ホーンも鳴った。
天理、早稲田ゴール前に攻めこんでいる。トライをあげ、ゴールも決めた。
前半データ。天理29-早稲田7。
天理は4トライ、3ゴール、1PG。早稲田は1トライ、1ゴールのみ。
ボール支配率は天理の62%に対し早稲田38%。圧倒的に天理に攻められている。
後半24分過ぎ、天理48-早稲田14。
後半35分、」天理55-早稲田21。
早稲田1トライ、1ゴールをあげ、天理55-早稲田28となっている。
しかし、後半も40分を過ぎ、ホーンも鳴った。勝負はついているが、早稲田せめてあと1トライをとボールをつなぎ前進をはかる。が、叶わずノーサイド。
天理の初優勝が成った。
それにしても、漆黒のジャージーの天理、強かった。37年ぶりに大学選手権の優勝校が関西へ渡った。
関東の1位、2位、明治と早稲田がコテンパンにやられた。