シーテック 2016 (TOYOTA)。

自動車を何で走らせるか。まだまだガソリンが主流である。しかし、その内には次のフェーズへ移らざるを得なくなる。さしあたりは電気。
地球にやさしい電気自動車、各社がしのぎを削っている。しかし、まだまだ高い。

テスラの電気自動車が羽を広げている。
TESLA MODEL X、P90D。カッコいい。

充電している。
1回の充電で、このP90Dモデルならばその航続距離は467キロ。大阪までなら、途中1回の充電が必要である。充電ステーションは増えているが。

TESLA MODEL X、このようなもの。
しかし、このMODEL X、P90Dで、その価格は1381万円。地球にやさしくするってことには金がかかるんだが、それにしても高いよね。普通の人には手が出ないよ。

TOYOTA、トヨタのブース。
”WHAT WOWS YOU”って、「ワーって言わせますよ」、「唸らせますよ」って言っている。
「どういうことでなんですか?」って訊き返したいね。

ひとつは当然のことながら、クルマ。

トヨタが力を入れている車・MIRAI。

MIRAI、水素自動車である。
以前からトヨタとホンダが「水素」に力を入れてきた。

MIRAIを半分に切る。

中を見せる。

黄色く見えているのが水素タンク。

MIRAIの価格は、税込み723万6千円。が、エコ減税その他があり、実質500万弱で手に入るそうだ。
しかし、今注文しても納入されるのは2019年以降。注文もあるのであろうが、念入りに造っているということもあろう。

水素の時代へ。

こういうような状況から。

トヨタが「ワーって言わせますよ」、「唸らせますよ」と言っている二つ目は、小さなロボット。
KIROBOmini。細かい字は、ディスプレイを広げて読んでください。指で広げて。

ダンボールが積み重ねられているよう。

With KIROBOmini。

”With”なんだ。

「ボクに話しかけて・・・」、と言っている。

KIROBOmini、コミュニケーション・ロボットである。

子供に対し、こういうこともあろう。
が、むしろKIROBOminiは、老人のお相手としての役割が大きいのではないだろうか。孫代わりの。

座高10センチ、体重180グラムのロボット・KIROBOmini、相手の表情を読んで応答する、という。愚痴にもつきあってくれそうだ。

私がトヨタのブースに行った時には、体験コーナーは終わっていた。
掌に乗るロボット・KIROBOmini、そのディスプレイも必にして要。

今年のシーテック、村田製作所のロボットの進化したものを見に行った。が、村田製作所、IoTに舵を切っていた。ロボットどころじゃない、と。
シーテックの各ブース、IoTに取り組んでいた。
その中で、トヨタのKIROBOminiに会った。”With”をつけた掌に乗るロボに。