シーテック 2016。
初めてCEATEC(シーテック)へ行ったのは、7、8年前か8、9年前か。その折り、村田製作所のロボット・セイサク君に会った。
その後、6年前の2010年に行った。セイサク君、自転車に乗っていた。セイサク君のガールフレンド・セイコちゃんが現れたのはその年だったであろうか、その2年後の2012年であったであろうか。
その2年後の2014年には、村田製作所のロボットは10人ばかりのチアリーダーとなっていた。
幕張メッセでのCEATEC(シーテック)、1年おきに行っているので、今年は行く年である。
で、行った。
2年ぶりのCEATEC、様変わりしていた。
CPSとIoTのエキジビジョンとなっている。
CPSは、Cyber Physical System。今を盛りの自動運転などはCPSの領域らしい。IoTは、モノのインターネット。そのバリエーションたるや、といった世界。
まず私のCEATECの原点、村田製作所のブースに行った。
なにやら雰囲気が違う。舞台も狭い。係の人に、今年のロボットはどのようなものか、と訊いた。新しいものではなく、以前からのチアリーダーとのこと。
村田製作所、ロボットにかまけていられない。IoTに踏みださなければ、ということであろう。
シャカリキの村田製作所のブースの中に、心休まるところがあった。
街並みがさまざまに変化していく。
おそらく、京都の街並みが。
TDKのブース。
メインテーマは、IoTである。
おそらく、「未来をつなぐテクノロジー」というものであろう。
IoT、”IoX”、さまざまに変化する。いかようにも変わる”X”が。
IoS。
スポーツのインターネット。
IoR。
ロボットのインターネット。
IoV。
車のインターネット。
IoA。
農業のインターネット。
IoH。
人間のインターネット。
IoM。
薬、医療のインターネット。
すべてIoT、モノのインターネットである。
あちらでもこちらでもIoT。
ROHMのブース。
「われわれROHMのセミコンダクターで、あなたのIoTを造ってください」、と。
ROHM、その一例であろう。
自動運転ではないかな。
視覚的に美しい。
ステアリングがどう、ということよりも。
このような一角があった。
IoT TOWN。
MUFG、三菱東京UFG銀行である。
三菱東京UFG、タイでの営業にIoTをつかっているらしい。
詳しくは分からないが。
進化するIoTって。
村田製作所のブースへ戻る。
ロボットの出番の時間であるから。
チアリーダーの皆さんが出てきた。
が、村田製作所のロボット、以前の瑞々しさがない。
村田製作所、この2年で完全にIoTに舵を切っているのだから。
村田製作所の「ワイヤレスモーションキャプチャシステム」、白く写っている小さなセンサーが・・・・・、という先端技術らしい。
CPSとかIoTと言ったもの、センサーとかコネクタとかと言ったものがキモらしい。昔の鉱石ラジオの部品とどう違うのか、という気がするようなものである。センサとかコネクタといったものは。
よくは解らないが、決定的な違いがあるに違いない。