浅草 四万六千日。
去年は9日に行った。今年は10日。浅草、四万六千日。
六区の方から歩く。
すれ違った人力車曳きの「角にドンキホーテなんかができちゃって・・・・・」、という声が聴こえた。
伝法院通りへ。
ほうづきの籠を持った二人づれと行き違った。
浅草寺、四万六千日。ほヽづき市である。
浅草公会堂の横を入り、大黒家別館へ。
隅田川万華鏡会主催の「東京浅草スケッチ展」、今年は大黒家別館4階で。
去年の会場と較べ、ずいぶん広い。
まずは山本宣史、山宣の作品を。
山宣、2点出品している。
≪ほうずき市≫(鉛筆画 F6)。
「ほうづき市」では、あと一点、島村喜兵衛≪ほうずき市≫(ミックスメディア F8)も。
今日の浅草寺境内のほうづき市。四万六千日。
売り手は、やはり腹がけ股引。
手ぬぐい頭巾も。
茶髪に腹がけ股引もマッチする。
ゆかたのお母さんに連れられた男の子、生意気にもハンチング。
浅草の子かな。
外つ国の二人づれも買う気配。
右側の若いカップルの男、「少しまけてもらえますか?」と小さな声で言っていた。赤シャツに首からタオルの売り手のジイさん、僅か2、300円引いたようだ。「引け」と言うからにゃ、せめて500円は引かせなきゃ。
若い男、赤シャツのジイさんに貫録負けだ。
クロネコヤマトの宅急便も、集荷をしている。
ゆかた姿の娘さんが3人。
「夜目遠目蚊帳の内」に、「うしろ姿」を加えてもいいな。
この若い男のゆかた姿は、どこかヘン。
鉢植えのほうづきを買って帰る人が、行きすぎる。
このスタイリッシュなお嬢さん二人連れも。