早稲田美研60−70第9回展 出展作(2)。

今日、文房堂へ行くと、1964年と記された謄写版刷りの古い早稲田美研の会員名簿があった。50年以上前である。小澤が持ってきたらしい。
それから50年以上経った美研の模様、何らかの記録があってもいい。
が、どうも、この雑ブログ・「流山子雑録」が唯一の記録媒体である模様。そうと分かればだ、今回展の出展者すべての作品を掲載する。
50年後に見る人が、いるやにしれず、でありますからに。

杉浦京子「まなざしのゆくえ 1、2」。コラージュ。

私の知っている人、この中ほどの男の子を見て、「うちの孫、もう少し小さいがよく似ている」、と言っていた。美形の系統だ。

瀬尾典子の日本画。
岩絵具で描かれている。

「翠風」。
岩絵具に和紙のコラージュのようなことを、作家の瀬尾が言っていたような気がするが、ボーとした頭、そうであるかどうかは分からない。

犬飼三千子の作品。
犬飼、インフルエンザにかかっていたそうだ。今日来たが、薬の副作用でげっそりとしたもよおし。作品制作に加え、孫の世話、さらにボランティアまでやっているらしい。
今日のもよおしだと、やばい。気をつけないと、死んじゃうよ。

「Mの宙(青)」。

後藤亮子「記憶のかたち 1 2 3 4」。水彩。

後藤の作品を見ると、50−60年前のパリ画檀を思いだす。
ベトナムからパリへ来ていたザオ・ウー・キーの作品が好きだった。
ザオ・ウー・キーの作品とは異なるが、その感性、後藤の作品に重なる。

榊原真一の木版画。

「稀勢の里」。
実は一か月前に生まれた孫坊主、ミルクをゴクゴクと飲み、プクプクと太り、力士体型。小さな稀勢の里にそっくり。私はミニ稀勢の里と呼んでいる。
それがどうした、ではあるが。

山岸忠正の油彩画。
油彩画、油絵である。油絵、今では珍しいものになってしまった。少なくとも私たちの範囲では。

しかし、油絵というもの絵画の正統を歩むもの。
この作品「帰帆」もそのような作品である。
作家の山岸、こう言っていた。
「これは房総半島の・・・の夕刻の光景である」、と。

鬼原憲生の作品。

「エスカレーター」、油彩。
何であろうか、とても難しい。

羽生凱哉「界 1 2」。

羽生の作品、カップの上や、取っ手のところ、その他あちこちに人がいる。4人いる。
これらの人たち、一体全体どういうような密命をおびているのであろうか。
解らない。

今日のギャラリー文房堂、当番の小澤、杉浦、久保寺、関根、榊原、どうでもいいようなことを話していた。
そうではあるが、美研展。


退位特例法が成立した。
今上天皇、間もなく上皇になられる。
とりあえず、よかった。


イギリス総選挙、保守党メイが議席を減らした。
EUからの離脱、どのようになるのか。ブレグジットの落とし前、どう決着をつけるのか。難しい。


ロシアゲートのトランプ、厳しい状況にある。
FBI前長官のコミー、米上院公聴会で証言した。
トランプとコミー、その顔つきを見ていても、どちらが真実を語っているか、自ずから分かる。


加計学園の問題、文科省は再調査をするそうだ。
しかし、調査は文科省内でのもの。保身汲汲の文科省の連中、逃げて逃げてをとるであろう。


宮里藍、おそらく日本最後のラウンドを回っている。上田桃子と共に。
藍ちゃん、シックで可愛くもある衣装でラウンドしている。可愛い、いいぞ。
加計学園のもやもやなんか、どっかに吹き飛ばしてくれる。宮里藍を見ていると。
宮里藍、ギリギリ50位で予選を通過した。よかった。