青もみじ巡り(20) 宝泉院。

このブログ、始めてから間もなく5年となる。更新回数も1500回に近くなった。
初めの頃は、病気の時と旅行などで留守にする時以外は、毎日書いていた。しかし、ここ1年ばかり、そうではない時にも休んでいる。酔っぱらって眠ってしまうんだ。一昨日も昨日もそう。酔って眠ってしまった。
5年近く前にブログを始める時、そのタイトルを、「流山子雑録 『酔睡胡乱』」とした。
”酔う”、”睡る”、”酔+睡”、”酔睡”。”酔うと睡る”だったものが、タイトル通り”酔睡”、とくっついてしまった。”酔”と”睡”がピタリとシンクロする状態となった。今日もその状態に近い。
が、青もみじを求めて訪ねた京の寺、まだまだ残っている。続ける。

勝林院を出てすぐ右へ。
小さな青もみじの道を進む。

すぐに、また右へ折れる。
”宝泉院”という手書きの案内板がある。

こういう道を数十メートル。
そのすぐ左手に・・・

宝泉院の小ぶりな山門が現われる。

宝泉院、勝林院の僧坊、塔頭である。
時を遡れば、叡山、延暦寺第三世座主・慈覚大師円仁に繋がる。
左下にポスターがある。これである。

4月末から5月初め、勝林院と宝泉院で、春の夜灯り・ライトアップが行なわれるようだ。
この金色の仏さまは、勝林院の本尊・阿弥陀如来だな。

境内に入り少し進むと、正面にこのような光景が。
山のような、大きな兜のようなこの塊りは何なのだ。

こういうものなんだ。
”宝泉院のゴヨウマツ(五葉松)”。
樹高11メートル、枝張り南北11.5メートル、東西14メートル、はぼ扇形の樹冠、と説明書きにある。

この樹の盛りは過ぎてるが、桜木と石楠花。

境内、こういう光景。
趣きがある、な。

ささやかな青もみじ。

京都だな、大原だなー。

しかし、宝泉院の庭、このように障子であったり何なりであったり、というものを通して眺めるのが、オツなんだ。
続きは、明日とする。


今日、D−DAY。
70年前、連合国軍がノルマンディー上陸作戦を敢行した日。欧米諸国の首脳がノルマンディーに集まっている。安倍晋三も、G7の流れで欧州にいる。しかし、ノルマンディーにはいない。日本、世界の中央部からは離れている。やはり、東のかなた。
G7からは仲間外れにされたロシアのプーチン、英仏独の首脳とそれぞれ会談を持ち、ウクライナ問題でどうなるか、と思われたオバマとも言葉を交わしたそうだ。安倍晋三と習近平も、何らかの機会で同席した折りには、挨拶ぐらいは交わせなきゃ。