搬入日。

明日から、学生時代の仲間とのグループ展を催す。
今日、搬入日。
京都の青もみじ巡り、あと少し、東福寺とその塔頭のことごとがあるのであるが、それは追い追いとすることとする。
この一週間ばかり、ずっと絵を描いていた。昨日、ギリギリまで。
何日か前、孫娘が遊びに来て、私の横で真似して描き始めた。カミさんは、孫娘の描くものの方が面白い、それを出せばいい、と言う。
たしかに2歳半の幼児の描く絵の方が面白い。
とは言っても、しかしなー、私はその何十倍も生きてきたんだからなー、と思う。

神田駿河台下、靖国通り、三省堂の真裏、すずらん通りの文房堂ギャラリー。
文房堂ギャラリー、私が着いた時には、準備は進んでいた。
4Fでエレベーターを降りた正面の久保寺洋子の作品、あらかたできあがっている。

山宣・山本宣史も。

Hの作品、難しそうなタイトルがついているに違いない。

こちらの壁面はこれからだ。

こうして、中心線を合わせて。

こちらの壁面、正統写実。

こちらも、その模様。

目線がどうか、多くの展覧会を経験している後藤亮子、その高さへの拘り、鋭い。

臨床心理學の専門家・K.Sの作品。コラージュ。

小澤潔の作品。ウヌッという作品だ。
小澤、木版画のエキスパートである。それが、どう見ても発泡スチロール。
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K.Mの思い入れのある作品。

昨日まで描いていた私の作品。
仲間の皆さんで取りつけてくれる。桜花である。

四六時中作品を発表している犬飼三千子の作品。

暫らく前から「作風を変える、チャレンジする」、と言っていた杉浦良允の作品。

杉浦、たしかに勝負に出た。
4〜50年ばかり拘ってきた基本形から離れたようである。

どのように展示するのがいいか。・

このようかな。
杉浦、さまざまに思案する。

壁面のあちこち、落ちついてきた模様である。
小澤潔、デュシャンになったか、白い発泡スチロールの肌そのままだ。

いつも通りさまざまな仕掛けがある久保寺の作品も、その飾り付け、終わったようである。

残るは、急用で今日来られなかった石田宏のみ。
この脚立の後ろに、飾られるはずである。