神戸散歩(4) 北野(続き)。

北野で最も知られた異人館は、国の重文となっている風見鶏の館(旧トーマス邸)。
北野通りから200メートルばかり天神坂を上ったあたり。その程度ならと行ってみる。

天神坂、北野通りからは山の方へ向かう。だから登り。
この洋館は結婚式を、と。

旧レイン邸。ここも結婚式にどうぞ、と。

マンホールの蓋、KOBEの文字。

消火栓の蓋にもKOBEの文字が。

すぐに天神坂の突き当たり、北野天満神社に着く。

天神さんは閉まっていた。

そのお隣さんが風見鶏の館。

すぐ前の北野町広場には観光客が。

風見鶏の館(旧トーマス邸)、このような館である。国指定重要文化財でもある。

ここから入る。

入ってすぐの応接間。

このような建物である。

1階、2階共230ヘーベほど。だから、それぞれの部屋は広い。

居間。

中へ入ると。

お土産売り場に使われている部屋。
洋の東西を問わず、御婦人方で混んでいる。

かってのこの邸宅の主であるドイツ人貿易商・トーマスさんのひとり娘、エルゼさんの子供時代の写真が掲げられている。
左上の写真は、日本人の乳母に抱かれるエルゼ赤ちゃん。

この邸宅の屋根に取り付けられている風見鶏の実寸複製。幅90センチ、高さ80センチ。鉄製。

2階ベランダから外を見る。
神戸一の高層ビル、190メートルのシティタワー神戸三宮が目の前にあり、そのすぐ後ろには神戸港が見える。

重厚な木の階段を下りる。

すぐ横手に書斎。
中央の像は、この建物のかっての主・ゴットフリート・トーマス氏。左手の胸像は、この建物の設計者・ゲオルグ・デ・ラランデ氏。

書斎には、どの角度からも光が入るように5面の窓が。

風見鶏の館(旧トーマス邸)を出る。
さすが北野のシンボル、多くの人がいる。ここでも中国系の人が多いように感じられた。

すぐ先の北野天神の前には、ヨーロッパ系の人たちの団体が。
神戸北野、あちこちの人を惹きつける。
私は、半径数百メートル、北野のごく一部を巡ったにすぎないが。



神戸新聞の夕刊を買いホテルへ戻る。

この日の夕刊一面、トップ記事はこれ。<神戸発・・・・・>、と。神戸である。
その横にまだ<佐川氏・・・・・>、の記事が出ている。「佐川」と聞くだに胸糞悪い。
いや、財務省の佐川何某のことであり、全国のそれ以外の佐川さんのことではありません。

この日、社会面に面白い記事が出ていた。
「まちある調査団」。<小さい「ゎ」使うことある?>、って記事。

終わりの方で、日大アメフト部前監督が関西学院の読み方を何度も間違えたってことが触れられている。
日大アメフト部前監督、神戸でも知らない人はいないよ、今では。そのお頭の中を含め。


今日、昼過ぎに金正恩が中国機で、夜にはドナルド・トランプがエアフォースワンで、シンガポールへ入った模様。
首脳会談2日前の現地入り、異例と言えば異例。
両人とも前へつんのめっている。共に似たタイプとも思える両者、面白い一番が間もなく始まる。張り差し、かちあげを含め、禁じ手はない。
ガチンコの一番、楽しみだ。