オホーツクふらふら行(21) クッチャロ湖。

浜頓別から稚内へのバス、乗り換えの待ち時間は2時間10分。
クッチャロ湖へ行くことにした。タクシー会社を教えてもらい電話した。
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すぐに来たタクシー、5、6分でここへ着いた。バスターミナルからさほど離れていない。
44、5年前には鉄道の駅から歩いて来た。町からの方向や距離から見て、その時と同じ所であろうと思うが、感じがまるで違う。
44、5年前には賑やかであった覚えがある。スノーモービル屋があり、それを借りて走りまわった。今、周りを見回してもスノーモービル屋どころか何もない。
タクシーの運転手に暫らく待っていてくれ、と言うが、待つとメーターがあがるのでいったん戻り、迎えにきますとのこと。
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左に水鳥観察館というものがある。白鳥をはじめさまざまな水鳥が飛んでくる、それを観察する建物らしい。ただ、この日は月曜で定休日であった。
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音がない。
もちろん、人もいない。
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「ラムサール条約登録湿地 クッチャロ湖」と記されている。
認定証の日時は、1989年7月6日。
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右上に「#439」となっている。
おそらくラムサール条約への439番目の登録、ということだろう。
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クッチャロ湖。
静かである。
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横の柱に「天皇陛下御在位二十年記念植樹」と記されている。12年前に植えられたようだ。
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向こうの方を見わたす。が、白鳥の姿も何も見えなかった。
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10分後に戻ってきてほしいと言ったのだが、運転手はなかかか戻ってこない。何度もそっちの方を見る。
20分以上、30分近く経ってからやっと戻ってきた。
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浜頓別バスターミナル、道の駅にあるが、浜頓別町交流館とも記されている。
人はいないが、中は案外広い。パンとチーズとコーヒーを買い、中で食う。
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こういうモニターがあった。
浜頓別町や中頓別町、枝幸町、それに稚内の大字宗谷村字東浦、という4面の画像。おそらく浜頓別近くの主要道路の路面状態であろう。
今の路面はこういう状態ですよ、との。とても便利なものだが、このモニターを見る人がどれだけいるのか不思議。少なくとも私がその場にいた4、50分の間に、同じ場にいたのは2人の男のみであった。


4月7日に7都府県に緊急事態宣言を出した安倍晋三、今日、全国に拡大した。5月6日まで。
4月7日に全47都道府県としとけばよかった。4月7日以降、茨城のパチンコ屋の駐車場に、東京や千葉、埼玉ナンバーの車が多くなっているようだから。
厳しい状況となった所帯に一所帯30万円の現金給付は、国民ひとりに一律10万円給付となった。公明党の山口那津男にねじ込まれ。安倍晋三、山口那津男に組み伏せられたんじゃないか。
所得制限なしのひとり一律10万円の給付は、以前から枝野幸男以下の野党の連中も言っていた。所得制限なしで一律給付なんて、枝野もバカなことを言うな、と思っていた。自民の二階俊博は所得制限での10万円給付を語っていた。二階の言うことがまともであろう。
何億か何十億かのユニクロや楽天の社長と言わず、年収4、5000万の人が10万もらっても痛くもかゆくもない。所得制限をすると時間がかかると言っているが、少なくとも、確定申告が必要な年収2000万で線引きをすればいいんじゃないか。それならば、時間がどうこうなんてことはない、と考える。