Ugly Trump。

NHKBS1に「キャッチ」という番組がある。朝8時からの番組であるが、昼前11時に再放送がある。世界のあちこちのトップニュースを流している。私は朝8時は無理だが、今日11時の放送に面白いものがあった。
マイケル・マカティア(白人、日本語を話す)による「@NYC」。
マイケル・マカティア、大統領選の終わった現地時間3日の夜、そして開票の進む現地4日、ニューヨークの街中を歩きさまざまな人に問いかける。開票初日は投票所へ行った共和党のトランプ票が多いのは当然だが、予測に違えトランプが思いの他突っ走っている。だから、「テレビを見るのが怖い」という人が案外いる。民主党の地盤・ニューヨーカーにとっては「ンッ、ヤバいぞ」と4年前のことが思い起こされるのだ。
ニューヨークに限らず世界のあちこちで予測と大分違うじゃないか、と思った人が多くいた。私もそう思い、一昨日のブログにそう記した。その後、フロリダもトランプの手に落ちたし。
ところが翌日目を覚ますと情勢が一変していた。1憶通に達すると言われる事前投票の開票が進むにつれバイデンが勢いを増す。激戦州のミシガンとウィスコンシンでもトランプを逆転する。こりゃバイデンが勝つな。
と、トランプ汚い手を使いだす。不正があると言いだす。嘘八百を並べ立てる。昨日の記者会見では、それを中継していたNBCはじめ主要メディアが中継を打ち切った。トランプがあまりにも虚偽のことばかり主張している、と。
トランプ、嘘をついてトランピニストを煽動するばかりじゃなく、次々と訴訟も起こしている。なりふり構わずって様相を呈している。
つい先ほど、接戦を続けていたジョージアでもバイデンがトランプを逆転した。
嘘をつき、悪あがきするトランプに、身内の共和党の中からも「見苦しい」との声があがっている。
Ugly Trump、醜いトランプ、極まれりである。