ソニア ナチスの女スパイ。

これも1940年の物語。
第二次世界大戦中のナチスドイツ占領下の北欧ノルウェー。実話に基づいている。
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ソニア・ヴィーゲット、1913年生まれの実在の人気女優。
ノルウェーを占領したナチスは、人気女優のソニアをプロパガンダに使おうと画策する。
それと共にソニアには、ノルウェーの隣国・スウェーデンの諜報部からナチスの内部を探るスパイとしての働きかけを受ける。何故スウェーデンか。スウェーデン、ノルウェーの次にナチスドイツに狙われているから。初めはソニアは断っていた。が、状況が変わる。レジスタンスにも加わっていたソニアの父親がナチスに逮捕される。
ソニア、父親を解放するためスウェーデン諜報部のスパイとなり、ナチス国家弁務官、ヨーゼフ・テアボーフェンに接触、親密な関係となる。
テアボーフェン、ソニアに北欧諸国の情報収集を求める。
何と、ソニア、二重スパイとなる。
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『ソニア ナチスの女スパイ』、監督:イェンス・ヨンソン、ノルウェー映画。
主人公のソニア・ヴィーゲットに扮するのは、イングリッド・ボルゾ・ベンダル。ナチスの国家弁務官、ヨーゼフ・テアボーフェンにはアレクサンダー・シェーア。
監督も役者も皆初めて知る名。
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ナチス占領下のノルウェー、権謀渦巻く。
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ソニア、ナチス国家弁務官・テアボーフェンばかりじゃなく、ハンガリー大使館の若い外交官、アンドル・ゲラートと互いに惹かれ合う。ジャズを愛するハンガリーの若い外交官・アンドルも怪しい。
アンドル、ナチスの情報を探っていた。ソニア、追われたアンドルを逃がす。実話である。
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ソニアとナチス国家弁務官・テアボーフェン。


ソニア・ヴィーゲットの物語、第二次世界大戦が終わった後、ナチスのスパイであったということの名誉回復がはかられた。
しかし、ナチスのスパイであったというソニアに対するノルウェー国民の声は厳しいものであった、という。
ソニア・ヴィーゲット、1980年にスペインで死ぬ。
2005年、関連資料が公開され、ソニア・ヴィーゲットの足跡が公にされた。二重スパイ・ソニアの存在が。


野口聡一さんが乗るクルードラゴン、宇宙ステーションとドッキングした。
何か、以前に較べてスマートだな。


スマートじゃないのがドナルド・トランプ。
306対232という結果が出ているのに、それを認めない。見苦しい。トランプに「見苦しい」なんて言ってもどうにもならないが、見苦しい。
トランプ、不逮捕特権を失くした後のことを恐れているようだ。で、無茶苦茶な裁判沙汰。こんなことを許しちゃいけない。ポルノ女優とのセックススキャンダルもみ消し疑惑などがあるが、何より長年にわたる脱税。ガツンと言わせることが必要だ。
刑務所へ入れることが必要であろう。
バイデン、トランプに恩赦など与えることはいけないよ。