中根秀夫《木戸駅と》展。
8月初め、東京へ行った。3月初めにオホーツクから羽田へ戻って以来、東京へ行くのは5か月ぶり。どうしても見たい映画があり有楽町へ行った。その後、奥野ビルのギャラリーナユタへ寄った。
ギャラリーナユタへも久しぶり。
中根秀夫展《木戸駅と》。
ギャラリーナユタのオーナー・佐藤香織、こう記す。
ナユタの主壁面。
左側に4点、中央正面に3点、右側に5点であったか。
左側の4点。
正面の3点。
真ん中の1点。
常磐線の木戸駅、上野から数えて丁度60番目の駅である。
3.11、東日本大震災時の福島第一原発のメルトダウンにより大きな被害を被った。葉の落ちた木が4本立っている。亡霊のように。あの日のことを忘れないぞ、と言っているように。
右側の5点。
内2点。
《木戸駅と》、「木戸駅」ではなく「木戸駅と」なんだ。この「と」に作家・中根秀夫のこだわりがあるらしい。忘れちゃいけない、忘れてたまるか、という。
ギャラリーナユタ、メーンの壁面の他に小さな壁面がある。
こういう写真がかかっていた。
祈念碑。
オーナーの佐藤さん、こういう写真集を持ってきた。
祈念碑に刻まれた文言。
「ふるさと」への思いなんだ。