まずはホッ、じゃないか。

今しがた日本国総理・安倍晋三は、IOC会長・バッハと電話会談を行った。組織委員会会長・森喜朗、東京都知事・小池百合子、オリンピック、パラリンピック担当相・橋本聖子を従えて。
東京オリパラ、1年程度の延期を申し入れ、バッハと合意したそうだ。中止はないとの確認も。
日本中、まずはホッ、じゃないかな。
延期になれば追加コストがどうこうとか、アスリートのモチベーションがどうこうとかと言っている人もいるが、オリンピックとパラリンピックをやりたいと言って手を挙げたのだから、いざという時のリスクも受けいれなきゃ。
森友文書改ざん問題では逃げまわっている安倍晋三だが、それはそれ。今回のような対外的な問題では、やはり安倍晋三となるのではなかろうか。岸田文雄その他の連中では役不足である。一瞬、あの三白眼の石破茂ではとも思う。が、石破茂が自民党総裁となり日本国総理となることは、まずあるまい。
いずれにせよ東京への招致にあたり、福島第一原発の状況を「アンダー・コントロール」と大口を叩いた安倍晋三、五輪、パラリンの通常開催への思いは強い。頑張ってもらおう。
先ほど流れた速報では、IOCの臨時理事会で、安倍晋三とバッハの間で合意された1年間程度の開催延期が承認されたそうだ。
あとはWHOである。
今日、WHO事務局長のテドロスは、「パンデミックは加速している」と語っている。
来年の今ごろ、WHOのテドロスが、「新型コロナウイルスの蔓延は1年前と変わっていない」とか、「1年前より酷くなっている」、という発言がないことを願うのみ。
そうではあるが、まずは「ホッ」。