バンコク散歩（１１）　ｂａｃｃ。

ＭＯＣＡの後はｂａｃｃへ行った。
ｂａｃｃ、ｂａｎｇｋｏｋ　ａｒｔ　＆　ｃｒａｆｔ　ｃｅｎｔｅｒの略。どういうワケか小文字表記である。
先述したが、泊まっているホテルには催し物や旅行の手配をする業者はいるが、いわゆるコンシェルジュはいない。フロントには５、６人の人はいる。男女を問わず気の利かない者もいる。その中でキャッシャーのところに座っている３０代と思われる女性はお頭の回転が速かった。
この日の朝、出かける前にｂａｃｃの場所を訊いたら、スマホを貸しなさいって言って何かの本の写真を撮った。
ＢＴＳ（高架鉄道）のナショナルスタジアム駅で降りて、すぐここよって言う。

お頭の回転が速い３０代の女性が私のスマホに入れたｂａｃｃの場所。

ｂａｃｃ、ＢＴＳの駅からすぐ。繋がっている。

駅からだと３階に入る。
下はこう。

上を見ると、各階こう。
ンッ、ニューヨークのグッゲンハイム美術館のようじゃないか。丸く円を描いている。

ｂａｃｃ、バンコク　アート　アンド　クラフト　センター、アートがらみのものが満載。
小さなギャラリーがいっぱい。このギャラリーでは、＜踊りましょう＞という展示が。

長い鉄の爪。

会場内の細い柱にも「鉄の爪」が。

このギャラリーの展示は・・・
同質っていうことか。

そうなんだよな。

なんだこれは。
上段左は天才、右端は貧乏人、中段左は囚人、右端はバカ、下段左は金持ち、右橋は社長。
中段、下段に私とあなたもある。

粘土で作られた脳。

このギャラリーの展示は、「大人の日々の子供の世界」。

子供の頃。

その頃を・・・

思っているのか。

自転車にも、子供の頃が。

このようなデッサンがあった。
右端の小片には、こう記されている。

「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホへの手紙」かと思っていたら、そうではない。”ｌｅｔｔｅｒ”ではなくて”ｌｅｔｔｌｅ”、何なのかよく分からない。
明日にする。