久しぶりのロスコ。

このところ身体のあちこちが痛くなってくる。
昨日は、首のところの骨・頸椎が痛くなってきた。だんだん耐えられなくなった。途中であったが、ブログを書くことができなくなった。残念ながら中断した。
「三国志」展、盛りだくさん、画期的なものであった。このような展覧会には珍しく、会場内のすべての撮影が許されていた。日本ではとても珍しい。
「入門講座」として、ところどころで三国志に関する歴史や物語、時代の動きなどを教えてくれる。
曹操、孫権、劉備、さらに関羽、張飛、趙雲、・・・、諸葛亮(諸葛亮の亮は名で、よく知られる孔明は字であるというようなことも)などの英雄豪傑のもろもろの武将。
後漢末、西暦184年の黄巾の乱、200年の官渡の戦い、208年の赤壁の戦い(水上戦での一種のクロスボウ・弩から放たれた千数百本の矢が、頭上に飛ぶ展示は迫力があった)、219年の定軍山の戦い、・・・、・・・、戦いにつぐ戦い。223年、諸葛亮に遺児を託して劉備病没。その諸葛亮、234年病で陣没。
263年、蜀が滅亡。265年、魏が滅亡。280年、三国時代は終わり、晋が中国を統一する。
いやー、多くの物語が流れた。昔のNHKの人形劇の人形や横山光輝のマンガの展示も。
これらのことを、昨日記そうと思っていた。しかし、できなかった。
あとひとつ。音声ガイドのナビゲーターは吉川晃司であった。音声ガイド、これはいいというものは少ないが、吉川晃司の音声ガイドは素晴らしかった。


夏に入った頃、九十九里へ行く用があり帰りに佐倉へ寄った。久しぶりにロスコルームへ行こう、と思い。
佐倉駅近くのホテルに泊まり夕飯を食いに出たが、駅の近辺、居酒屋が幾らかあるくらいで暗い。佐倉、首都圏のはずれではあるが、そう離れているワケではない。が、やはり田舎。
翌朝、駅前からの無料バスでDIC川村記念美術館へ。
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バスを降り美術館の方へ。
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入口にこの作品。
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佐藤忠良の作品。
緑の中に緑。
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緑の小道を抜け、開けた場へ出る。
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これは・・・
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これ。
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その右手・・・
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DIC川村記念美術館。
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美術館入口右手にこの作品。
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フランク・ステラのこの作品。
DIC川村記念美術館、ステラの作品を多く収蔵している。立体や平面、さまざまな作品を。
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館内の撮影は許されていない。同館パンフを複写する。
(左)レンブラント・ファン・レイン≪広つば帽を被った男≫ 1635年。(中)オーギュスト・ルノワール≪水浴する女≫ 1891年。(右)クロード・モネ≪睡蓮≫ 1907年。
DIC川村記念美術館、レンブラントから印象派、エコール・ド・パリ、20世紀ヨーロッパ美術、そしてコンテンポラリー美術をカバーしている。
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ジャクソン・ポロック≪緑、黒、黄褐色のコンポジション≫ 1951年。
抽象表現主義。
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フランク・ステラの大型作品群。
左に見える作品は≪ヒラクラⅢ≫ 1968年。天地304.8cm x 左右609.6cmの大きな作品。平面だが四角くない。丸い。フランク・ステラ、常に常にトライ、トライ、突き進んでいった。平面といわず立体といわず。
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佐倉のロスコルーム。
マーク・ロスコの≪シーグラム壁画≫7点がひと部屋に。祈りの部屋のように。
マーク・ロスコの≪シーグラム壁画≫、30点描かれた。今、世界の4か所のみにある。
佐倉のロスコルームに7点ある。ロンドンのテート・モダーンのロスコルームに9点ある。アメリカ、ワシントンとヒューストンのロスコルームとロスコチャーチに残りがある。
マーク・ロスコの≪シーグラム壁画≫、今、美術作品を超越した存在となっている。
ロスコルームの真ん中に革張りの低い椅子がある。久しぶりでそこに座り、ボケーとしていた。
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DIC川村記念美術館の庭園内は広い。30ヘクタールあるそうだ。
30ヘクタールってどのくらいのものかは知らないが、ともかく緑が続く。