2017 犬飼三千子展。

銀座和光裏、ギャラリー・オカベでの犬飼三千子の個展、2年ぶりである。
年間を通しグループ展や団体展への出品は数知れず、という犬飼三千子であるが、個展は2年に一度である模様。

看板の向こう、人が小さく。

ギャラリー・オカベ、表側から中を見る。
皆さん、集まっているようだ。

入口のガラス戸を通し。

10月2日、初日、オープニングの日なんだ。

後ろの横に長い作品が気にかかる。

この左の作品。
2年前、ギャラリー・オカベでの個展の折り、犬飼は5メートルの作品を展示すると言っていたが、そうしなかった。今回は、2年越しの5メートルの作品を展示したようだ。

左上 ≪飛びたい心≫、その下は≪The river≫、そして≪緑のシンフォニー≫、5メートルの作品である。
が、犬飼がリキを入れるほどのものか、という気がする、私には。
それよりも・・・

この後ろの・・・

≪古代より(2)≫とか、

近づく。

この後ろの・・・

≪往にし方 白の世界≫の犬飼の世界。

何処の世の世界なのであろうか・・・

不思議。

≪往にし方 朱の世界≫。
何年もの間、犬飼の作品・≪往にし方≫を紹介してきて今さら言うのもナンであるが、「往にし方」、「いにしえ」と読ませている。作家の犬飼三千子は。

近づく・・・

「いにしえ」か。

≪往にし方 青の世界≫。

スタティックな美しさを感じる。

しかし、そうでもないか。流れている。動いている。
犬飼、まだまだ変容し続けるのか。


年の瀬がすぐそことなった。
この秋に訪れた展覧会の模様を駆け足で記す。


トランプ、エルサレムをイスラエルの首都とした。
世界が揺れ動くのは必定。日経平均も大きく下落した。
いつもいつも思う。何故アメリカ国民はトランプを選んでしまったのであろうか、と。