NAU21世紀美術連立展。

1月下旬だったか、犬飼三千子から「NAU21世紀美術連立展」なる案内も来ていた。
新槐樹社展と同じ国立新美術館で、会期もまったく同じ2月上旬から。

<現代アートの今を見る>、と大上段に振りかぶっている。

入る。
「現代アートの今」、なにやらごしゃごしゃしている。

赤い毛糸の帽子を被ったこの男が見ている、このクジラのようなものは・・・

このようなもの。この作品、面白い。

どんどん進んでいく。

一画をひとりで占めているのは・・・

こういうもの。

向こうの方に犬飼三千子の作品があった。

これ。

この作品のタイトルは・・・

これ。
しかし、上の「往にし方」、果たしていつの頃の「往にし方」か。
色づかいから見て、上代、万葉の頃であろうか。

これも・・・

こう。
しからば、何時なる「往にし方」か。
大きな木が生えている。不思議な形態の魚が泳いでいる。おそらく人類が生まれる前、大古の「往にし方」であろう。

この作品、そのタイトルはと見れば・・・

こう記されている。
写真と描画のコラボである。

このように。

このように。
写真と描画、少しずらしているところに作家の思いを感じる。


今日、あのタックルをした日大の選手が会見をした。
日中、外へ出ていてライブでは見ていないが、夜のニュースで見た。
監督が逃げを打つ中、二十歳の日大アメフト部の若者、真摯な会見を行っている。あの行為は、監督とコーチの指示の下に行なった、と。そして、「自分にはもうアメフトを続ける権利はない。続ける意思もない」、と語る。
まともに対応しない日大アメフト部の前監督、少なくともひとりの若者を殺した。
昨日、犬飼三千子から来たメールの中にこういう箇所があった。そのところをコピペする。
<話しが変わりますが、日大のアメフトの問題は、ひどいです。
40年ほど前、L.A.に住んでいた時、良くアメフトを見に行きましたが、あんなプレー見た事ありません。
監督を辞めるだけでなく、理事も辞めるべきだと思います。>、と。
昔、アメリカに4、5年住んでいた犬飼三千子、アメフトも多く見ていたようで、日大アメフト部の前監督の対応に対し、頭に血が上っているようだ。
日大トップの理事長のお気に入りであるらしい常務理事である日大アメフト部前監督の首に、鈴をつける人物は誰ひとりいないようだ、日大には。
情けないねー。