大阪三題(1) 法善寺。

ブログ、半月少しの休みとなった。
初めの数日は、今日はもう面倒だなということでサボっていたのだが、先月28日、突然ネットもメールもできなくなった。2か月ほど前、PC、電話、その他のプロバイダー、NTTドコモからソフトバンクに切り替えた。メルアドのみはOCNに残して。おそらく、原因はそこにある。
ソフトバンク、OCN、ヤマダ電機、それぞれのテクニカルサポートに電話し、復旧を図った。が、解決せず。ソフトバンクから、新しいルーターを送ってくるということになった。
今月2日に大阪で用があった。昨年、96歳で旅立った叔母と、3年前、101歳を間近にして旅立った叔父の偲ぶ会がある。
で、前日の1日から留守にしていた。ほぼ1年ぶりの墓参りもある。叔父、叔母の偲ぶ会の後は、京都・洛西の寺などを5日まで巡っていた。
家に戻った後、またPCの復旧に取り組んだ。ソフトバンクからの新しいルーターも届いていたし。ルーターを取り換え、ソフトバンクのテクニカルサポートとの間での1時間を超える電話でのやりとりの末、PCのネット環境は回復した。



で、まずは大阪三題。
今日は、法善寺。

今月1日夜の法善寺。

右は夫婦善哉、左は水掛け不動。

水掛け不動。

この人も中国人の模様。
法善寺にも中国人が多い。

不動明王、苔がびっしり。

苔がびっしり。

法善寺のお不動さん。

水掛け不動の左、こちらが法善寺なんだ。

左側が事務所。ここでお線香を求める。

水掛け不動の前のここにお線香を立て、孫娘と孫坊主の行く末の幸せを祈る。

法善寺水掛け不動、中国人が多い。この女性も中国人であったが、他の皆さんとは少し距離を置いて立っていた。膝上10数センチ、すらりと伸びたおみ足、美しかった。

法善寺、水掛け不動のある方の道は、法善寺の参道である。いわゆる法善寺横丁はその一本横の道。
法善寺横丁の文字。
藤山寛美の手になるもの。「善」の字に横棒が一本欠けている。さすが寛美。

正弁丹吾亭の前の織田作之助の碑。
     行き暮れて
       ここが思案の
          善哉かな
             作之助
織田作の『夫婦善哉』、しっかり者の蝶子とぐーたらな柳吉の物語、典型的な大阪のカップル。
下の石には、友人として藤澤恒夫がオダサクのことごとを記している。

こいさん、いとはんの法善寺横丁である。
この風情、得も言えず。

法善寺横丁、その幅3メートル弱、長さ100メートルに満たない。

こちらの法善寺横丁の文字は、三代目桂春団治の手になるもの。
立派。

その一本左、法善寺参道。
ラーメンとかもつ鍋とか、法善寺横丁とは趣きを異にする。




この半月ばかり、どんなことがあったのだろう。
北朝鮮はミサイルを飛ばしていた。大陸間弾道弾だと。
香港返還20周年もあった。藤井四段の29連勝も。都議選で、小池百合子が自民党をぶっ飛ばした。G20での地球温暖化対策、アメリカを除く19か国、パリ協定を推し進める、と。アメリカ、爪はじき。
前日まで、阪神8連敗。
デイリースポーツでの阪神、何やかのこんなもの。

この日、大スポの一面トップはこれ。
ひふみんだ。
ひふみん、藤井四段の快進撃への便乗商法で年商1億円、との報道。
さすが大阪ローカル紙。




昨日、大相撲名古屋場所初日。
新大関、高安は。

堂々の風情である。

が、やられた。負けた。

初日の星取り。大波乱。
解説の北の富士、「こうなりゃ白鵬でびしっと締めてもらいましょう」、と語る。
そうなった。

今日、四万六千日。浅草へ行った。
5時になり、焼き鳥屋へ入った。小さなテレビに相撲中継が流れていた。
高安、今日は勝った。


私のこの雑ブログ「流山子雑録」、始めてから8年、今日で2222回となる。2のホォァカードである。
2200回を超えたか、その思いしきり。