バンコク散歩(2) ワット・プラケオと王宮。

昨日は終日出ており、夜遅く帰ってきたのだが、焼酎を飲みながら本を読みだしたらそれが面白く、始めたばかりの「バンコク散歩」、”今日はお休み”としてしまった。
「バンコク散歩」、進めなきゃ。
5月下旬だったか、宿を頼んだ代理店からはさまざまなオプショナルツアーのメールがきた。ディナーつきのショーだとかナイトバザールと螢鑑賞だとかといったもの。その中、バンコク市内観光とアユタヤ観光のふたつを頼んだ。
バンコク市内観光といっても、王宮近辺の3つのお寺を周るもの。お寺を3つ周って昼飯を食ってそれで終わり、というものであったが、それで十分であった。半日くらいで丁度いい。
バンコクへ着いた翌日朝、8時にガイドがホテルへ迎えに来た。日本語をしゃべる。
まず王宮というかワット・プラケオへ。
ワット・プラケオ、タイ国の、そしてタイ国王室の寺院と言ってもいい寺院。王宮と不可分である。

手前で車を降り、王宮への道を歩む。
左手に地図がある。

左にチャオプラヤー川が流れていて、中央その右に茶色い建物がある。これが王宮とワット・プラケオである。

左の木に”スリにご用心”の看板がかかる。
世界中どこの国でも同じ。ヨーロッパの先進国に於いても。このようなものがないのは日本ぐらいじゃないのかなー。

白い塀で囲まれたワット・プラケオと王宮への入口。

チケット売り場、外国人は500バーツ(約1700〜800円)。
発展途上の国々、何ごとによらず外国人料金があるのはごく普通。

すぐにこのような建物が。

進む。

タイではこのような像をよく見かける。
仏像である。明らかにインドの影響を受けている造形である。

寺院であろうか、宮殿であろうか。

ワット・プラケオの域内、大小さまざまな寺院であったり宮殿であったり仏塔であったりという建物が建ち並んでいる。

このように。

このように。

大きなパゴダを支えているのは、猿面の神であろう。
これもインドのハヌマーンの転訛であろうか。

大きなカメラを構えるスタイリッシュな人。

ワット・プラケオの御本尊、エメラルドの仏さまが見える。

寺院内での撮影は許されていない。
お寺の外から撮ったエメラルド仏。

ワット・プラケオへは靴を脱ぎ裸足で入る。

ワット・プラケオの周りの回廊にはインドの叙事詩『ラーマーヤナ』が描かれている。

インドの叙事詩を・・・

タイ風に翻案して。

突然、隊列を組んだ10人ばかりの衛兵が通りすぎた。

左の建物が王宮。
チャクリー・マハー・プラサート宮殿である。

大きな宮殿。

ラーマ5世の命により、1882年に完成したそうだ。

係の人が宮殿の植物に水をやっていた。

こちらでは若い娘さん4人組、ハイ、パチリとしていた。
各々自己主張をしている異なるセンス、これは日本人ではない。おそらく中国人か韓国人であろう。
バンコクでも日本人、中国人、韓国人、東アジアの人間を多く見かけるが、日本人はおしなべて地味である。中国人や韓国人に押さえられている感がある。少なくともファッションの場においては。

衛兵と写真を撮った。
若い衛兵、生真面目な顔つきであった。
真っ白な軍装に真っ白なヘルメット。
対して私は、白いシャツに黒いキャップ。そうだ、髭は白いか。これで対応できるかな。

隊列を組んだ衛兵がまた通りすぎていった。

と、隊列を組んだ衛兵、またこちらから現れてきた。