吉備の国アート巡り(25) 風と水、三分一博志の建築(続き)。

一昨日、三分一博志の直島ホールに触れていたが、眠くなり、<途中であるが眠くなった。明日続ける>、とした。
ただ、舛添要一がキース・ヘリングの手紙まで公の金で買っていたということまで報じられていたので、腹が立ち、居眠りしながらそのこともつけたしたが。
昨夜、三分一博志の直島ホールの続きを記そうとしたら驚いた。
ディスプレーに「Windows10にようこそ」、と出ている。私には覚えのないことである。マイクロソフト、勝手に私のパソコンにWindows10を入れた。マイクロソフト、ふざけたことをする。戻すこともできない。切るのもブチ切り以外になかった。パソコンは使えなくなり、ブログの続きも記すことができなくなった。
今日、山田電機のテクニカルサポートへ電話して対処法を訊き、元のWindows8.1に戻した。テクニカルサポートの係員が言っていたが、こういうことが案外あるそうだ。マイクロソフト、いったいどう考えているのか、けしからん。
そういうことがあり、一日遅れとなったが、「風と水、三分一博志の建築」を続ける。

直島ホールの内部。

空気の道。
三分一博志、新しい建物を設計する時には、2年をかけて風や水などの「動く素材」を調査しているそうだ。直島ホールの場合は、2年半をかけて風や水の流れ、また太陽や雨などの模様も調べたようだ。

空気の入口。

建物の周り、さほど広くはないが庭としている。

ここでも庭園はまだしも、これからという段階。

ホールの横には、やはり三分一博志の手になる集会所がある。

こういうもの。

風だ。

井戸のある暮らし。

井戸。水。

集会所からホールの方へ戻る。

三分一博志の直島ホール、天空の彼方から地上へ降りたった円盤のようだ。
どんな人でも包みこんでくれるようじゃない、こういう感じ。かっこいいよ。

外のスペースに、三分一博志によるモックアップ(建築模型)があった。

近寄る。

直島ホールと集会所のモックアップ。

壁にはこういう絵も。
風と水。
太陽と雨も「動く素材」だな。

本村での風と水の流れ。
直島ホールと集会所の建築、ここから始まっている。

中央に直島ホール、その右に集会所が見える。その右の大きな建物は直島町役場。
なお、その上の方、レンガ色の屋根の建物の右上の家は、私が泊まった民宿・竹の家。


舛添要一に対し、いまだに「説明責任を果たしてもらわないと」とか、「逃げている」、なんてノーテンキなことを言っている輩がいる。こんな連中がいるかぎり、「政治資金に精通した第三者で・・・」で押しきった鉄面皮の舛添要一、逃げきることになろう。
勝手にしろ。
日本という国、その程度のものと思えば腹も立たない。


今日、相撲中継を見た。
稀勢の里、頑張った。一瞬、稀勢の里が勝った、と思われた局面もあった。あそこで攻め続けていれば、という場面が。しかし、そうはならなかった。
稀勢の里、白鵬の前に敗れた。
今場所、何時の頃からか、稀勢の里の綱取りの場所と呼ばれていた。私は、驚いた。
綱取りの暗黙の了解事項は、2場所連続優勝、ないしそれに準じる成績である。
稀勢の里はどうか。
稀勢の里、先場所は白鵬に次ぐ準優勝である。それで、今場所優勝すれば、ということらしい。
甘すぎる。
稀勢の里、今まで一度の優勝もない。今場所かりに優勝しても横綱昇進へは、あと一場所見るべきではなかろうか。
白鵬は、2007年、2場所連続優勝で横綱へ推挙されている。日馬富士は、2012年、2場所連続全勝優勝で横綱になっている。鶴竜は、2014年、14勝1敗の準優勝に次ぐ14勝1敗の優勝で横綱になった。
日本相撲協会の日本人横綱待望論は、理解できる。
稀勢の里、先場所は白鵬に次ぐ13勝2敗の準優勝である。今場所、かりに今後2日間勝ち、白鵬との優勝決定戦にも勝って14勝1敗での優勝となった場合、協会はどうするか。
おそらく、稀勢の里を横綱とするであろう。
が、私はその考えには組みしない。
稀勢の里が本当に横綱にふさわしい相撲取りなら、あと一場所みてもいい。今年初場所の稀勢の里、9勝6敗なんだ。日本人には甘い、なんてことを言われないように、稀勢の里の今場所の結果がどうであれ、あと一場所みるのがごく普通の考えであろう。