雪の里アート巡り(1) 十日町市博物館。
雪が好きで、年に1〜2度、ほんの数センチの降雪であっても嬉しくなる。
しかし、今年は関西には何度も雪が降っているのに関東の平野部には一度も降らない。もう今年は降らないなと思われた今月初め、雪があるところに雪を見に行った。十日町ならまだ1メートルの雪がある、と。
十日町までさして時間はかからない。越後湯沢まで新幹線で1時間20分、そこから十日町までは1時間足らず。
越後湯沢で新幹線を降り、JR在来線へ。
そのホーム。雪国に入ったとの感じがある。
六日町までの途中の車窓。
六日町でほくほく線に乗り換える。
左から右へ読むと「山里稲雪」、右から左へ読むと「雪稲里山」。おそらく左から右へだろう。「山里稲雪」。
ほくほく線沿線の駅。
六日町から十日町まで15分たらず。
窓外の風景、雪国である。
十日町へ着く。
十日町、日本有数の豪雪地帯である。しかし、今月初めの十日町駅前の通り、雪がなかった。雁木の上には乗っていたが。
ロッカーへ小さなリュックを預け、駅前通りで昼飯を食い、十日町市博物館へ。十日町の博物館、いつか行きたいなと思っていたところ。
十日町市博物館。
<雪と織物と信濃川>、と記されている。
雪国の生活、越後縮をはじめとする織物、そして信濃川、十日町はそういうところ。
立派な博物館である。
が、これが目玉。
[
そう、火焔土器。
4500年ほど昔の世界、面白い。
新潟県初の国宝であり、縄文土器として初の国宝でもあるそうだ。
こういうものだ。
正面から。
国宝指定書。
右側を。
左側を。
残された時は短い。
準備をしなければならない。
国宝 火焔型土器<No.1>。
国宝 火焔型土器<No.9>。
<No.17>。
<No.12>。
<No.10>。
縄文の火焔型土器についてさまざまなことを教えてくれる。
以下、その主なものは、これこれのこと。
国宝の火焔土器の<No.1>を今一度。
こういうものがあった。
土で造ったこういうもの、鉄やコンクリートで造ったものよりもいいんじゃないかな。