第101回二科展と松ちゃん。

二科展の季節が来た。
国立新美術館会場内の、久保寺洋子の作品前で昔の仲間と待ち合わす。学生時代の絵の仲間の皆さん、今でも年に何度も発表している人もいる。が、仲間内で連れだって観に行くのは、今では久保寺洋子の二科展だけとなってしまった。久保寺ののんびりとしたオバサン度、いやバアサマ度にあるのであろう。

地下鉄乃木坂駅構内の二科展のポスター。

いかにウィークデーだとはいえ、人が少ないんではないかい。
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久保寺洋子、≪輪違屋Ⅲ≫。
久保寺に「今年は輪違屋、3点描いたんだ」、と言ったら、「いや、4点描いた」、と言っていた。「ご苦労さま」、という言葉を飲みこんだ。

花魁、顔を隠している。

秘してなお、派手やかな世界。

工藤静香の今年の作がある。

工藤静香、毎年基調となる色はグリーンとブルーの掛け合わせ。。

工藤静香≪心模様A≫。

工藤静香≪心模様B≫。
工藤静香、会友に推挙されている。

年ごとに大きくなる娘さん、初めのうちはお父さんのキムタクに似ていたが、だんだんお母さんの工藤静香に似てきたようだ。いずれにしろ、華のある女性となるであろう。
そういえば父親のキムタク、先般はSMAP解散云々で世間が騒いでいたようだ。その理由をどうこうとか言って。惚れあった夫婦だって別れることもある。何十年も続いたグループだってその考えが違えば別れることもあるのに、何故だ説明してくれ、と言いたてる。どうしてかな、と思っていた。
何日か前、解った。
SMAPには100万人とも言われる後援会組織があり、その皆さん幾らかは知らないが毎年年会費を払っているらしい。ということは、SMAPの会員になっている皆さん、SMAPないしその営業主体であるジャニーズ事務所のステークホルダーであるんだ。
これでファンの皆さんがワイワイ言っていることに納得がいく。

今年の二科には新しいスターが登場した。
押切もえ≪咲クヨウニ〜時〜≫。

上手い。
手練れの筆遣い。

押切もえ、文筆の才もと言われている。
押切もえ、素っ頓狂な顔をしているが、その才、計り知れないものを感じる。

新美術館の後は、お決まり六本木の松ちゃんへ行く。

松ちゃん、表通りから右に折れ、右に折れ、と。

ここ。

外と内とは大違い。
ビール生、180円なんだ。5杯飲んでも900円、というコピー、何と思う。1000円飲むのも大変なんだ。

13、4人なんだが、その席つながっていないんだ。手前の久木、何やら考えている。

記念写真を撮り損ねた。
松ちゃんを出て六本木方向への表道に出る手前の道だ。


松ちゃんの前ではないが、ここいらで記念写真を撮ろうということになった。

しっかりとしている高橋にシャッターを切ってもらった。
だからこれに高橋は映っていないが、前の写真には映っている。スキンヘッドの男。