師走 東京夜景(1) 浅草。

今月、師走に入って何日かしての浅草。
久しぶりでお気に入りの焼き鳥屋へ行く。父親に代わり、一年前から板場に立ち焼き鳥を焼いている若者、「いらっしゃい」、という声が自然に出るようになった。
とても美味い煮込みと焼き鳥を4〜5本、それにおしんこでお銚子を一本。小さな店、立てこんできたので、2〜30分で店を出、観音さまへ。お賽銭を投げこみ、孫娘のことのみお願いする。

宝蔵門から見るスカイツリー。
夜間、浅草から見るスカイツリーの定番だろう。山宣もこのアングルで描いているし。

宝蔵門の下にスカイツリーを入れちゃおう。

伝法院通りから馬道通りの方を見ると、ここにもスカイツリー。
浅草の東京夜景。
しか〜し・・・

伝法院通り東側の道の真ん中には、この男が。

百日鬘の大泥棒、白浪五人男の頭領・日本駄右衛門だ。
「問われて名乗るもおこがましいが、生まれは遠州浜松在 十四の年から親に放れ、身の生業も白浪の ・・・・・」、とある。

仲見世もそうであるが、浅草の商店のシャッター、さまざまな絵が描かれている。
ここ伝法院通りの”紳士用品 マルミ”のシャッターには、この男が描かれていた。その後ろには、だんだら模様に”誠”の文字。ご存じ新選組の色男・土方歳三だ。
これもまた、浅草夜景。
師走の東京夜景を幾つか。


年俸20億のオファーを袖にして、その1/5、4億で日本に戻ってくる黒田にも驚いたが、選手生活これからという町田樹の現役引退にも驚いた。
個々人の思い、結局のところ、ご当人にしか解からないということなんだな。