靖国の桜 2014。

この時季、東博の桜へも行くが、ほぼ毎年靖国神社の桜も見に行っている。
今年は、丁度1週間前の2日の夕刻、見に行った。
靖国の桜、満開であった。

地下鉄九段下で降り靖国神社へ。
大鳥居(第一鳥居)が見えてくる。桜も満開のようだ。それより、露店の屋台がいっぱいだ。

靖国神社、その内苑には午後6時までしか入ることができない。
神門を入り、内苑へ。
中門鳥居を通して拝殿を見る。

中門鳥居の横の桜木、灯に浮かぶ。

この先を行けば遊就館。

6時近い内苑、あちこち灯が灯っている。

この日、内苑の能楽堂では、7時前から夜桜能が催されるようであった。
で、能楽堂の前には多くのパイプ椅子が並んでいた。

斎館(社務所)の方から神職が歩いてきた。桜花の下。

この日の靖国の桜、まさに満開。

大きな鉄製の燈籠に灯る灯は、怪獣の如き光を放ち、暮れなずむ空には、桜花が溶ける。

6時、「時間でーす、出て下さい」、という警備員の声に追い立てられ、みんな、内苑から外苑へ出される。
神門も閉まる。
その閉まった神門の前で、長い間手を合わせている女人が一人いた。

外苑の石の燈籠。
後ろの小さな桜木にも花。
なお、内苑の拝殿前、中門鳥居の横の今月の社頭掲示は、こういうものであった。
昭和20年4月14日、朝鮮延海にて36歳で戦死した海軍少尉・川越勇命の、お子さんへの書状。
<紀子さんへ     父ちゃんより
 紀子さんは小さくて良くわからないかも知れないが、父さんは海軍軍人として天皇陛下様の御為、悦んで死ねます。父さんはこんな嬉しいことはありません。・・・・・。そして、お母様達と靖国神社に会いに来て下さい。お父さんは九段のお社でお待ちして居ります。・・・・・>。
靖国神社、どう捉えるかは難しい。
しかし、靖国である。
靖国。

もちろん、外苑のこのあたり、花の下での宴会の皆さまがぎっしり。
案外スーツにネクタイ姿の人が多いのが、靖国の花見。左の方には、”じゃがバター特製”って書いてある。


今日、STAP細胞の小保方晴子、記者会見をした。
テレビ各局、その模様を中継したようだが、外へ出ていた私は見ていない。夜のニュースを見た。
暫らく前、理研は、STAP細胞発見の論文に関し、改ざん、捏造、と断じた。30歳の若い女の子である小保方晴子一人に責任を押しつけた。”未熟な研究者が、映像を切り張りしたりどうこうしたり”、と。
小保方晴子、自らの不勉強なことは謝罪している。しかし、STAP細胞は存在している、と言っている。理研の判定に不服申し立てをしている。
”STAP細胞発見”論文のメーンの執筆者は小保方晴子である。しかし、共同執筆者の研究者が何人もいる。皆さん、小保方さんの指導者。世界的な細胞研究の学者だそうだ。その人たちは、セーフとなっている。小保方晴子だけがバツとなっている。
STAP細胞があるのかないのか、そのことは知らない。しかし、理研の責任はどうなんだ。小保方さんだけに責任を押しつけているのじゃないか。
小保方晴子、理研と戦え、と言いたい。日本の将来の為に。
理研、多くの研究員を抱え、年間予算840億円を超える巨大組織なんだから。