パリ+リスボン街歩き  (25) クリュニー美術館(続き×2)。

首が痛くなったり親父の一人が死んだりと、ブログ暫らく休みとした。また、そろりと戻ります。
「パリ+リスボン街歩き」は、まだ半分も来ていないし、クリュニーにしても、あと一回ぐらいは、と考える。小粒な美術館ではあるが、中世キリスト教美術の残り香を嗅ぐには、この上もない場を提供してくれている。
で、クリュニー美術館をあと一回。
「La Dame a la Licorne (貴婦人と一角獣)」の6枚のタピスリーが掛かる部屋を出ると、少し大きな部屋に誘われる。この部屋である。

タペスリーや彫像が多く展示されている。

いずれも中世のもの。多くは、15世紀以前。

祭壇。

こちらから見ると。

聖母子像。おそらく15世紀末。

この女性が見ている真ん中のものは、タラスコンからもたらされたピエタ。1457年より前のもの、とクリュニーのリーフレットにはある。

これは、ピエタの彫像。
イエス・キリストの顔貌、いかにも中世、という趣きがある。

チャペルの天井。
クリュニーのリーフレットによれば、15世紀末のもの。

ステンドグラスの断片。
時代は、確としないが、15世紀以前であることは確か。

幾つかの展示室、タピスリーが多い。

クリュニーの出入り口の壁にはこのようなプレートが。
とてもオッシャレー。