草間彌生(続き)。

昨年末まで、1年半をかけ描きあげた100点の作品、ヨーロッパへ送られる。その前に、草間彌生ひとりだけのための、一日限りの展覧会が開かれる。大学の講堂を借りて。

草間ひとり真ん中に座り、自作の絵に囲まれる。
すべて、描きあがる度に、「いいね、いいね」と草間が声をあげていたものばかり。

びっしりと敷きつめられた100点の作品。

その前で、草間、「芸術をこえて」という自作詩を読みあげる。




草間彌生の人生、闘いの連続だ。16年に及ぶニューヨーク滞在中も、帰国後も。
人種、死、ジェンダー、常識、・・・・・。その軌跡、闘いの連続だ。
車椅子に乗る今も、命のかぎり、戦っている、と。
草間に劣らず闘っているなでしこジャパン、今日は、アメリカとの大一番がある。まだ暫く時間があるが、気合いが入る。