今頃、小沢、酒を飲みながら。

内閣支持率が2割を切り、社民党も連立を離脱し、民主党内、鳩山辞めろの声が広がっている、という。この夏に改選期を迎える民主党の参院議員の皆さん、悲鳴をあげているそうだ。
今夜の鳩山、小沢一郎、輿石東と話したそうだが、今夜は、厳しいとの認識だけ。どうするかということは、明日以降になる。おそらく、今頃、小澤は酒を飲みながら、どうするかを考えているはずだから。小沢の取り得る選択肢、いくつかあるだろう。
このまま参院選に突っ込むか。負けるのは、目に見えている。その際は、鳩山と共に、幹事長であり、選挙の責任者である自分も辞めねばならない。
鳩山に引導をわたし、辞めさせるか。その場合の後継には、だれをつけるか。世間の常識から言えば、菅直人だろうが、菅では手垢が付きすぎていて、おそらく、選挙には勝てない。
かと言って、岡田克也や前原誠司などは、論外だ。巷間聞こえてくる、”小沢が総理に”、ということも、選択肢のひとつではあるが、とも考える。オレの政治資金の問題も、形がついたわけでもないし、と。
だがしかし、その際には、前原や野田佳彦のグループは、党を割って出ていくだろう、おそらく。選挙には勝てない。
今度の参院選、本来は圧勝できるはずだった。衆院に続き、参院でも過半数を確保できるはずだった。その為の施策も着々と打ってきた。選挙対策、選挙誘導、というヤツもいるが。日本を変えたかったが、残念だ。すべては、鳩山の失点続きに原因がある。しかし、その鳩山を総理の座につけたのもオレ。オレ自身のミスだ。後悔先に立たず。残念だが、致し方ない。
今頃、小澤は酒を飲みながら、こんなことを考えているのではなかろうか。
私も、焼酎のお湯割りを飲みながら、小沢の心中を忖度、気軽にキーを打っている。
小沢と同世代の私、小沢の無念さはよく解かる。しかし、ことここに至った今、小沢も鳩山も、ついでに菅も、一線を引いた方がいい。議員まで引けとは言わないが、一議員となった方がいい。後は若いヤツに任せろ、と言いたい。
民主党の党首には、前原誠司を持ってくる。自民党も古いヤツはすべて引き、河野太郎か石破茂あたりをトップにすえる。さらに、みんなの党の渡辺喜美あたりと競わせる。そうなれば、日本、少しは元気になるんじゃないか。