野坂昭如『「終戦日記」を読む』から山田風太郎の日記。

<・・・、21歳の山田風太郎は、「ツイニ敵ニ屈ス」と、はっきり受取めている。・・・。そしてこれ以外、いえない。丁度、期待の重さに耐えかね自殺した、東京五輪のマラソンランナー円谷幸吉の遺書「おいしゅうございました」「ありがとうございました」の、羅列と同じ、嘘じゃない、言葉の極言。>、と野坂昭如は18年前の『「終戦日記」を読む』に記す。


今日、京都五山の送り火。
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コロナ禍により、極端に縮小された送り火。
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NHKの中継映像から。