オホーツクふらふら行（３１） 羽田へ。

１２時半ごろ駅へ戻り、近くで焼きそばを食い、１３時半ごろの電車で新千歳へ。

新千歳へ直行する、快速エアポートが出る小樽駅ホーム。

快速エアポート、札幌を経て新千歳空港まで１時間２０分ばかり。
乗客は少ない。

小樽を出て暫くすると、雪が降ってきた。

札幌周辺を除いては、窓外、このような風景。

Ⅰ５時前、新千歳に着く。
ＡＮＡやエアドウのターミナルへ。

途中で外を見る。空港への道、雪が積もりつつあるようだ。

ターミナルへ行き、チェックインを済ませる。
チェックインも手軽になった。昔は搭乗する飛行機のチケットを持っていった。それがｅーチケットになった。ｅーチケットもアウトプットした紙片を持っていった。それが今はその場で必要な数字を入力するだけでいい。紙はいらない。簡単になった。その内、入力も不要となろう。スマホをかざすだけで。
小さなコーヒーショップで、コーヒーと小さなサンドウィッチを食い、搭乗口の方へ行く。待っている人は少くない。１週間少し前、女満別へ入る便は満席であったが。この１週間でガラッと変わった。
外が見える。
ＡＮＡの飛行機が目につく。
女満別へ入った時と同じく、新千歳からの帰りの便もＡＮＡとエアドウとの共同運航便である。エアドウ、北海道を拠点とするＬＣＣ。私が乗る１６時００分発の便も、実質的にエアドウの運航便である。

搭乗口の横の方の窓から外の模様が見える。

雪が降っている。
秋田行きのお客様は・・・、とか、新潟行きのお客さまは新潟空港に降りられない時には羽田空港に・・・、というアナウンスが流れていた。
北日本のあちこち、激しい雪となっていたらしい。

先の滑走路の方がぼやけている。
この後、搭乗口前の椅子に戻ってくると、声をかけられた。「お客さま、こちらへどうぞ」、と。待っている人の前を通り、内側の席へ導かれた。私がストックの杖をついているのでのことらしい。
この後も、エアドウの客室乗務員、いろいろ世話を焼いてくれた。ありがたかった。

定刻の２０分遅れぐらいで機内へ入った。
窓にあたった雪が、水玉となる。
「安全な飛行のため、防除雪作業を行います。２０分ほどお待ちください」、というアナウンスが流れた。飛行機の翼についた雪を除く作業をするらしい。

飛び立つ飛行機も混んでいる。

この後が私が乗る便。

私が乗るＡＤＯ０２８は、５０分ほどの遅れで飛び立った。

エアドウ、コーヒーやミネラルウオーターは無料だが、酒類その他は有料である。
私は、ターミナルの売店で買った、北海道最後のサッポロクラシックを飲んでいた。

雲の上を飛んでるようだ。

房総半島の上じゃないかな。

その内、こういう情景が現れた。
ウンッ、これは富士山じゃないか。紛れもなく富士山である。

この構図、北斎の「凱風快晴」じゃないか。「凱風快晴」は、赤富士であるが、これは黒富士である。
素晴らしい富士山を味わわせてくれた。

羽田に着いた後、まずすることはスマホの充電。
充電場所は到着ターミナルからずいぶん離れている。誰も来ないのでゆっくり休んでいた。手前に蕎麦屋があった。入って蕎麦を食った。少しだけ。
８時すぎ、浜松町へ出、山手線に乗って驚いた。人、人、人、もの凄い数の人が乗っている。こりゃヤバイと身構えた。
秋葉原で降り、駅前のワシントンホテルへ入る。