色が色と色を語る展。

9月中旬、銀座並木通りを進む。6丁目の辺りにこの看板が出ている。

「色が色と色を語る展」。銀座らしからぬ手書き文字。
細い通路を横へ折れる。

ギャラリーGKの入口はこの左。右側は細い通路。

通路の反対側から。こういう角度となる。

ギャラリーの中へ入る。出展作家は15人ほど。
たしかに、色が色と色を語っているようだ。

犬飼三千子の作品がある。

犬飼三千子の作品は、この2点。

≪花によせて≫。
犬飼の色である。

≪朝もやの富士≫。
色鮮やかな犬飼の朝もや。それにしても、富士は何処にあるんだろう。

ギャラリーGKの入口の方をふり返る。
少し前から若い男がいた。声をかければ、右側の一見グレーに見える作品の作家。ブログに載せていいか、と訊いたら、いいと言い名刺をくれた。
貰った名刺には、OIL PAINTER 石黒元嗣とあり、その全面には白雲が覆う空のような模様が印刷されている。青、白、グレー、紫、その他さまざまな色彩が混じり合ったような。複雑な色彩。

若い作家、石黒元嗣の作品≪Float≫。
浮かぶ、漂う、という意味合いのタイトル。その作品、グレーに見えてしまうのだが、よく見るとさまざまな色が混じり合っている。色が色と色を語るために。