千鳥ヶ淵のリトル・インディア。

2日、靖国神社の外苑途中から外へ出た。靖国通りを渡り千鳥ヶ淵の方へ歩いていた。
と、タンタタンタタタタタン、右の方から乾いた太鼓の音が聞こえてきた。

向うの方がボーと明るくなっている。多くの人が集まっている。
もう少し先はインド大使館であるが、そうか、ここはインド大使館の裏、構内なんだ。
入って行った。

さまざまな店が出ている。

インドではチャイはよく飲んだ。ミルクティーのようなもの。しかし、ラム・チャイは飲んだことがない。
第一、ラム・チャイなんて聞いたこともない。訊いてみると、この店の人が創ったものだそうだ。チャイにラム酒を入れて。日本に来てもう20年以上になる、という。葛西でインド料理屋をやっている、という。確か葛西、インド人が多く住むリトル・インディアであったはず。
ラム・チャイ、美味かった。インドで売りだしたら、確実にヒットする。インド人、チャイ好きなのは当然であるが、案外酒好きであるから。私が一緒に酒を飲んだ何人かのインド人、皆さん大酒飲みであった。

先の方には小さな舞台がある。
Sakura Festival 2014という幕がある。インド大使館構内での、”さくらフェスティバル”なんだ。

黄色いクルタを着た男が、タブラを叩いている。
乾いた音が、インド大使館の構内に谺する。

こういう貼り紙がある。

横の部屋の中では、ヘンナをしてもらっている人もいる。
ヘンナ、インドやネパールでの女性のお洒落のひとつ。

こちらではサリーの着付け。

二人の日本のお嬢さん、インドの女性にサリーを着付けてもらっている。
そして・・・

タージ・マハルの前で記念撮影。
これぞ、ティピカル・インディアのひとつ。

部屋の中には、着付けをしていた人たちなどが見える。
インド大使館の構内、当たり前だが、リトル・インディア。

その内、大使館構内の小さな舞台には、黒い服を着た4人の人が現われた。皆さん、マットを敷いている。

ヨガであった。
右手の白い服を着たインド女性、インド文化センターのヨガの先生。これは何々と説明する。
このようなポーズにも、意味がある。忘れたが。

この後、千鳥ヶ淵の桜を見た後、一般の道を戻ってきた。
闇に溶けこむインド大使館の前には、このような文字が見てとれた。

インド大使館の壁には、「皆さま、どなたさまも歓迎します」との言葉が。

インド大使館の鉄の扉には、こういうポスターがマグネットで止められていた。
千鳥ヶ淵のインド大使館とインド文化センターによる”さくらフェスティバル”である。

その下には、インド文化センターのポスターもある。
ヨガ、タブラ、ダンス、そしてインドの言葉・ヒンディーとベンガル語を教えているとの。
まさに、千鳥ヶ淵のリトル・インディア。