葛西臨海公園水族園。

昨日の子供たちが戯れている噴水、葛西臨海公園の駅前にある噴水である。
葛西臨海公園、たまに京葉線で通る度、浦安があり、ディズニーランドの舞浜があり、臨海公園を越えると新木場、何か日常から離れた感じを持っていた。車窓から見える光景、どこか目に新しい光景と思える。
半年前、今年の冬、江戸川区と葛飾区を毎日歩き回っている男の案内で、柴又の帝釈天、そして、寅さん記念館へ行った。江戸川区は広い。実は、江戸湾に沿う葛西臨海公園も、江戸川区なのだそうである。
で、昨日、江戸川、葛飾両区のエキスパートであるS.Hのナビにより、葛西臨海公園へ行った。
京葉線の駅からまっすぐに少し歩くと、ガラスでできた展望施設があった。
すぐ目の前には、渚、干潟がある。ポツリポツリと人影も見える。

文字通り、海に臨んだ公園なんだ、ということがよく解かる。

横の方を見ると、大きな観覧車が見えた。

ガラスの展望施設には、葛西臨海公園の由来を記したものもあった。
この「水辺のうつりかわり」を始めとして。

しかし、私たちは、干潟へも行かず、観覧車にも乗らなかった。公園内をグルッと回っているお伽の電車には乗りたいな、と思ったが、時刻表が分からず、それにも乗らなかった。
すぐ近くの水族館へ行くことにした。
月曜日、ウィークデーである。しかし、まあまあ人は来ている。子供たちも多い。

この子はおっかさん、ママと来ている。

この子もそう。

水族館、いや、ここは、水族館と言わず、水族園と呼んでいるが、その前のマグロとの背くらべ。この子は、おとっつぁん、パパと一緒だな。

中へ入ってすぐ。フカやサメの仲間の水槽。

こういうヤツが泳いでいる。
上の方には、小さな魚がいっぱい。

この大きな水槽には、カツオがいっぱいいた。

このように、カツオたち右に左に泳いでいる。
今日、ジャパンプレスのジャーナリスト・山本美香が、シリアのアレッポで銃撃を受け、死んだ。
イラク、アフガン、コソボ、そしてシリア、銃弾の飛び交う中での取材、常に死を覚悟してのものであったろう。実は、今日のブログ、山本美香について記そうか、と思ったが思い止まった。そうせずに、東京湾の臨海地帯の公園の日常風景とした。
しかし、先ほど、最新のニュースを見たら、「山本美香、被弾後もビデオ撮影」との文字があった。
それを知った限りは、たとえ数行といえ山本美香について触れたい。で、数行のみ触れた。
痛切でもあろう。しかし、思い極めた死でもあろう。