ブックフェア。

葛西臨海公園には、大きな観覧車があった。大きな観覧車、先月初めにも見た。葛西臨海公園の少し先、やはり東京湾岸のビッグサイトへ行った時。

名のとおり、ここはデカい。

そこから見える大きな観覧車。少し先、お台場の観覧車。
東京国際ブックフェアへ行った。4、5年ぶり。
20年以上ぶりに会った人から誘われた。5月末、親父の一人の通夜の時に会った。一度しか会っていない人だが、私のことを覚えていた。私の方は、覚束なかった。ブックフェアに出展しているので来ませんか、と誘われた。関西の編集プロダクション。
7月初旬、久しぶりのブックフェア、面白かった。
小学館、講談社を始めとするさまざまな出版社、顔を揃えている。現役時、関わりのあった出版社のブースの前を通ると、見知った顔があった。4、5年の間に、親父さんから社長を引き継いだ、という息子さん。やや貫禄がついたような感がする。分厚い自社の出版カタログをくれた。売り上げを伸ばしているもの、と見える。
それはともあれ、宗教に関係するブースが、案外多い。

ここは、仏教伝道協会。

ここは、日本聖書協会。
本願寺出版社(西本願寺系)や東本願寺出版部もあれば、天理教道友社もある。モルモン教のブースもある。聞いたら、4か月前に日本へ来たという若いアメリカン・ギャル、淀みない日本語を話す。宗教の力の凄まじさを感じる。
中国や韓国のブースは、以前同様であるが、イスラム圏のブースが増えていた。サウジアラビア、トルコ、マレーシアそして、イランその他。

これは、イランのブース。
この人、細密画を描いている。

手塚プロダクションのブース。
<1977年から1997年まで20年間にわたり刊行された講談社版「手塚治虫漫画全集」をリニューアルし、文庫サイズで全200巻に再編集した21世紀の「手塚治虫全集」>、とある。オーソドックスな書籍の形態である。
しかし、年々、電子書籍がらみのことが多くなるのは世の常。

ビジュアル・プロセッシング・ジャパンのこのようなテーマや、書籍とIT、電子化の派生事項、何やかやある模様。

”儲からないのに、何故?”、なんてことを言っているブースもある。企業名は忘れたが。

この何日か前、楽天社長・三木谷浩史、電子書籍リーダー・コボの投入を発表した。楽天のコボ、注目度は高かった。

ブースの端の方。コボと同サイズの団扇がある。
手頃なサイズ、一つもらいパタパタとした。